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更新日:2024年7月24日

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その他質疑応答(令和6年7月23日)

 

大手ゼネコン施工マンションの耐震強度不足について

Q1

清水建設の耐震不良マンションの関係なのですけれども、先週、市の方でヒアリングをして報告を求めていらっしゃるということで、清水建設側から正式な報告はあったのでしょうか。

A1

状況確認のためにヒアリングをしているということですけれども、先日、7月19日の常任委員会でお話しした以上のことは、新しい報告は受けておらないところです。

 

Q2

常任委員会でもありましたけれども、市内にある清水建設施工のマンションに問題はないのでしょうか。

A2

今のところ何もそのようなことは上がってきていないと承知をしているところです。

 

Q3

現段階で清水建設から情報がある、問題がないマンション数というのは何棟になっていますか。

A3

詳細は分からないので、後ほど担当部署にお聞きになっていただければと思います。

 

Q4

同社は仙台市の公共施設関係も建てられていらっしゃるということなのですけれども、公共施設での問題なども現段階では分からないということですか。

A4

2カ所聞いておりますけれども、問題はない状況です。

 

Q5

常任委員会でも少しお話がありましたけれども、市民が不安に思っているというところで、相談窓口などを設けるような予定というのは現段階でありますでしょうか。

A5

これについても、ご不安に思われる方がいらっしゃればということで相談は受けるというふうにも先週も申し上げましたが、担当部署になお詳しくお聞きいただければと思います。

 

学校給食用牛乳のチェック体制について

Q6

給食のパック牛乳を飲んだ児童が体調不良を訴えた問題について、夏休み明けから味やにおいのチェックをする体制をこれまで3人のところをまた1人に戻すということが報道であったかと思いますが、こちらは改めて戻すということでお間違いなかったかということと、改めてその理由について教えてください。

A6

この間も、事が起こった後、検査体制を拡充してまいりましたけれども、特段の問題はなかったということだったと思います。そういうことで、前の体制に戻すということを判断されたと承知をしております。

 

Q7

もしまた今後そういった問題が起こったときに素早く対応するために、何か対応策などは考えていらっしゃるのでしょうか。

A7

教育委員会としてどのようにされるのか詳しく私は聞いていないので、ここで申し上げられませんけれども、事が起こったときには速やかに対応するのは、それはセオリーだと思っています。

 

宿泊税について

Q8

宿泊税の関係で、県が免税点を引き上げる検討を進めていると思うのですけれども、市長のお考えとしてはどういうふうに、免税点についてはお考えになっていますか。

A8

この間も県といろいろと調整していると承知しておりますけれども、この免税点に関しましては、当初、県は3,000円というラインを引いておられたと思うのですけれども、それではあまりにも対象の宿泊施設が少ないということもありまして、もう少し引き上げるべきではないかということを言っていたと思います。最終的にどのようなラインになるのかというのは、まさに今、調整をしているところではないでしょうか。

 

Q9

また、宿泊税をめぐってはやはり事業者への理解ということがかなり課題になっていると思うのですけれども、県の方で宿泊システムの改修費だったり、特別徴収者の還元の制度とかというのをつくっていると思います。市の方で検討もされていると思うのですが、そこの事業者への負担の軽減策についてどういうふうにしていきたいと思っていらっしゃいますか。

A9

この間、宿泊事業者の方々にも丁寧に一軒一軒訪問させていただきながら、ご理解をいただくような取り組みをしているところです。

(観光課企画調整担当課長)

事業者の皆さまのご負担軽減策につきましては、今お話しいただいた特別徴収義務者交付金、こちらは税収の何%かを納めていただく宿泊業者の方にお返しするといいますか、還元する制度でございますけれども、こちらにつきましては、もともと本市では(仙台市交流人口拡大推進)検討会議の報告書の中にもそういった制度を設けるということは位置付けておりまして、そのパーセンテージ、どのぐらい、税収の何%お返しするかというような詳細の制度設計は今内部で進めているというところでございます。それからシステムを導入するとき、宿泊税を仮に導入するとなれば、そのためのレジの改修ですとか、そういったようなご負担があるということはかねてから事業者の皆さまからも懸念といいますか、課題としてはお話しいただいておりまして、それを今回個別にお伺いすることで、一社一社ごとにどのぐらい費用がかかるのかですとか、その対応にどのぐらい時間がかかるのか、そういった詳細なヒアリングをしているところでございますので、そういったものを踏まえながら、仮に導入するというふうな際にはそういった制度も立ち上げるということも念頭に検討を進めていきたいと考えております。

 

Q10

今ほどお話のありました課税料金(免税点)を3,000円から5,000円に引き上げるというところで、この5,000円という金額について、市長としてどういうふうにお考えでしょうか。

A10

これ、5,000円と決まったのでしたか。私はまだこの金額について、詳細が決まったと報告を受けていなかったのですが。

 

Q11

県の方では5,000円を軸に検討されているということなのですけれども、その5,000円という額についてどういうふうにお考えになるか、妥当だと思われるかどうか。

A11

仙台市としてですか。そうですね、5,000円ぐらいは妥当ではないかとは思っていますけれども。

(観光課企画調整担当課長)

免税点につきましては、5,000円ということも一つの選択肢ではあると思っていますし、シミュレーションといたしましては、それより上のレベルとかも含めて税収にどの程度影響があるのかとか、あるいはそこを免税点にすることでどのぐらいの事業者の方が、どういった類いの事業者の方が免税になるのかとか、そういうような影響を踏まえまして県と詰めているといいますか、調整をしているところでございまして、これといった確定した数値というのはまだ持っていないところではございますけれども、さまざまなパターンを想定して今シミュレーションを行っているところでございます。

 

Q12

今、宿泊事業者への補助金のお話もありましたけれども、県では連泊客への地域クーポンの発行というのも考えているようで、そういう連泊客、お客さまへの助成というか、補助というか、サービスというか、そういった面についてはどうでしょうか。

A12

確かに仕事でおいでになられていて、長い期間連泊をされるというケースもあるとは聞いておりますけれども、そこについてもいろいろと今、税収への影響ということなどもいろいろ考慮しながら、多分、最終的に県と同一になるのかなとは思っているところですけれども、まだそこも確定しているとは聞いていませんでした。

(観光課企画調整担当課長)

補足でございますけれども、制度面で、連泊する方を例えば免税にするとか、そういうような検討というのではなくて、連泊される方に毎日宿泊税がかかるということでご負担が大きいだろうというところで、逆にそういうクーポンなどで、地域で消費できるようなクーポンなどをお配りして負担軽減かつ地域の消費を促すような、そういうような形でお返しできないかということを施策の一つとして検討しているところではございますけれども、いずれ宿泊税を活用するというような事業を税収の中でそういった取り組みができるのかということを含めて今後精査していくものと考えております。

 

Q13

そういった事業者への補助金あるいは連泊客へのクーポンというのは、県と制度的には同じにする必要があるのか、県と市で異なっていてもよいのかというところ、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。

A13

(観光課企画調整担当課長)

施策ということに関して申し上げますと、仙台市内であれば仙台市が主導的に当然やっていくことになると思いますので、仙台市としてどういうふうにあるべきかということは考えていきたいと思っております。市域以外について県がどういうふうにするのかというところまで必ずしも一致しなくてもいいのかなとは思いますけれども、同じ県内ではございますので、擦り合うのが望ましいとは思いますが、そこは市は市として、市にお泊まりになられる方と市域外に泊まられる方、いろいろ属性とかはあると思いますので、そこは最終的に一致しなくてもという思いはあります。ただ、まず税を活用した使途ということでは、やはり県ともそういった話は調整を進めていくべきだろうとは思っております。

 

Q14

いろいろ県と調整する部分が改めて数多く出てきたと思うのですけれども、最終的なゴールとして、これまでも9月以降提案したいというふうな意気込みでしたけれども、今の県との調整具合を見て、9月というのは市としても間に合うスケジュール感で調整が進んでいるのかどうかお伺いさせてください。

A14

度々申し上げていますけれども、今、インバウンドの方々も含めて機を逃すということですと、他の地域との競争、よりよい観光の在り方についても取り組ませていただきたいと思っているものですから、そういう意味でも早めに導入ができるとありがたいと思っておりまして、最終的に県とどういうふうに折り合いをつけてスタートするかということですが、県もおっしゃっているように、9月を目指していきたいと思っています。

 

仙台空襲の伝承について

Q15

仙台空襲の関係で伺いたいのですけれども、弊社の読者アンケートで204人から回答があったのですが、仙台空襲の記憶が今に伝わっていないと答えた人の割合が全体の8割を占めたという結果が出まして、市長としてご自身の肌感覚なんかと比較して、その8割が伝わっていないと認識されていることについてどういうふうにお考えかどうか伺います。

A15

やはり非常にその数字というのを重く受け止めなくてはいけないかなとも思って記事を読ませていただきました。一般の世論調査とは違う形であったわけですけれども、とはいえどういう属性の方々なのか詳細は分かりませんけれども、しかし、8割が継承できていないのではないかとお答えになったことは重く受け止めています。今、仙台ではご承知のように戦災復興記念館で戦災のさまざまな資料を集めた展示会をやっておりますし、また7月10日の仙台空襲を受けた日にはさまざまな企画も行っているところでもございます。それから小学校などにも体験者の方々、語り部の方々に学校に出向いていただいてお話をしていただくという機会も設けているものですから、そういう意味ではもう79年前になりますけれども、貴い命が犠牲になった、そして仙台の大変広い範囲で焦土と化したその戦災の経験というのを語り継いでいって悲惨さを知っていただく、平和の尊さを知っていただく、この取り組みはしっかりと続けていかなくてはいけない、未来につなげていかなくてはいけないと、なお強く思ったところです。

 

敬老乗車証制度の見直しについて

Q16

敬老乗車証についてお話をお伺いさせていただきたいのですけれども、現在のところ、市が予定している市民説明会は7回目が終了したということでしたけれども、そこでも引き続き反対の声は根強く聞かれる中で、市議会でも追加の市民説明会の開催であったりというのが指摘されている中で、今後10月までに向けてそういった説明会というか、より理解していくための取り組みとして何か考えられているところはありますか。戸別郵送も含めてだと思うのですけれども。

A16

この間も議会でのご承認をいただいたということもございます。高齢者の方々、実際負担が増えられる方には大変恐縮ではあるわけですけれども、これからこの制度を持続させていくということもとても大切だと思っております。そういう意味においてもぜひご理解をいただきたいと思っているところです。説明会についてはこの後どのような状況になっているのか、あるいは、皆さんにお知らせする方策について何か10月までの間に幾つか持っているのかどうか詳しく聞いておりませんので、これも担当にお確かめいただければと思います。

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q17

新型コロナウイルス感染症について、定点医療機関当たりの新規感染者数の報告が急増していますけれども、この状況についてどのようにご覧になっているかというのをまずお聞かせください。

A17

新しい株が出てきているというようなこともあるようですけれども、確かに数としては増えてきているようでございます。夏休みに入りましたし、いろいろと旅行の計画を立てておられる方々や、またお盆を契機にいろんな人たちが入ってきたり、ふるさとに帰られたりする方々も多いと思うのです。そういう意味合いでは、やはりお一人お一人、注意をしていただければありがたいと思っています。

 

Q18

治療薬の公費助成がなくなったということで、受診控えみたいなことも言われて懸念されていると思うのですけれども、その点については何か対策というかお考えはありますか。

A18

その方によって症状の出方というのは違っていようかとは思いますけれども、今回の変異株については結構重症化する可能性もあるというふうな報道も目にしたところでございます。詳細について聞いていないところではありますけれども、何か体調がちょっと思わしくないという方はやはり医療機関を受診されるのが望ましいと思っています。コロナだけではなくて、その他のさまざまな疾患もあるわけですから、ぜひ、それは受診控えということがないようにすべきなのだろうと皆さまにもお伝えしたいと思います。

 

パリオリンピックについて

Q19

パリ五輪が26日に開幕します。仙台市出身のゆかりの方がたくさんご出場されますけれども、市長として注目している選手などいらっしゃいますか。

A19

眠れない夜が続くことになるのかもしれないと思います。パリ五輪も目の前に迫ってきました。本市ゆかりの選手、結構大勢いるようですけれども、特に卓球の張本兄妹、美和さんと智和さんでしたでしょうか。お二人と、それからあとスケートボードの赤間凛音選手は特に注目をさせていただいております。本市とのゆかりもすごく深いのですね。特に張本美和選手はスポーツ大賞などでも表彰させていただきました。張本美和選手、そして赤間凛音選手、お二人とも10代というお若い選手です。ぜひ若いお二人の活躍というのも期待をしたいと思っています。

 

Q20

そうすると、そのお三方は基本的には試合があれば中継でご覧になるというようなお考えでしょうか。

A20

そうですね。ただ、時間がどのぐらいの時間になるのかということを考えると、やはり眠れない夜が続くのかしらんとは思っているところです。

 

Q21

パリオリンピックの注目選手でやはりメダルをとる可能性がかなり高まっていると思うのですけれども、その関係で何かパブリックビューイングを市で開いたりとかという予定は、以前、現時点でないというようなお話もいただいていたのですけれども、市長としてどういうふうにお考えになっていますか。

A21

今のところ、担当(部署)ではその予定はないということです。赤間選手のクラブと、それからあと学校でパブリックビューイングをやられるというような報もあったということですから、そちらには多くのゆかりの方含めて応援される皆さんたちがいらっしゃるのではないでしょうか。本市としては、今のところその予定はないと聞いています。

 

Q22

決勝(に進んで)すごく盛り上がりを見せたときに、方針が変わるとかというのはあったりするのですか。

A22

そうですね、どうなのでしょうか。今日はスポーツの担当は来ていませんけれども、今のところはないと聞いているところです。これから先もしかするとそういうこともあり得るのかどうか、ここで軽々には申し上げられませんけれども、いずれにせよ選手の活躍を期待しています。

 

仙台市長 郡 和子