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更新日:2024年10月23日

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その他質疑応答(令和6年10月22日)

 

宿泊税について

Q1

宿泊税に関して伺います。先日、県議会の方でも条例案が可決されました。今後は県と足並みをそろえていくということになるかと思いますが、まずはご所感をお願いいたします。

A1

県議会でもご可決をいただいたということでございまして、これまでも県とはいろいろ密に協議を行いながらやってまいりましたけれども、具体的にそれぞれどのような課題があるのか、あるいはまた事業者の皆さま方から理解を得るためにどのような取り組みが必要かなど、円滑に準備が進められるものと、そのように思っています。まずはよかったなと思って、観光都市をつくっていく上でも弾みがつくなと思っているところです。

 

Q2

課題という点で事業者の理解というところが出ましたが、今後、郡市長が実際に事業者であったり市民に向けて、直接、説明会のようなことを開いてご説明するというのは、今のところスケジュールはないのでしょうか。

A2

この間もお話をさせていただいています。先の議会においてもさまざまな視点からご議論いただきましたし、その中でいろいろな宿泊税導入の必要性、それからまた事業者の方々の負担軽減などについても本市の考え方についてお示しをさせていただいたところでございました。議会が終わりまして、既に宿泊事業者の方々との意見交換も事務方で始めているところでございます。私といたしましては、今、宿泊税を活用しながらどういった施策を進めていくのかという観光戦略について取りまとめ作業を行っているところですけれども、一定の方向性がまとまった段階で市民の皆さま方や観光事業者の方々に分かりやすくお示しをしてまいりたい。そのタイミングと手法について検討していきたいと思っているところです。

 

Q3

一定の方向性がまとまった段階ということですが、そうなると、近いところではご自身で直接説明する機会というのは特に今のところ考えていないということでよろしいでしょうか。1年後の導入かと思うのですが。

A3

その前までには何をさせていただきたいのか、本市が考えている方向性についてまとまると思いますので、実際に制度がスタートするよりも以前にもちろんお話をする機会があるのだろうと認識しています。

 

Q4

確認ですが、それはご自身の口で説明するというスタイルなのですか。

A4

まとまってこういうことをやりたいのだ、仙台市としてはこういうふうな方向性を目指しているのだ、ゆえに皆さま方にはぜひご理解をいただきたいということについては、私の口からもお話しする機会を設けたいと思っています。

 

イオン仙台店の閉店について

Q5

イオン仙台店が閉店するということで先日ニュースになりましたけれども、まず市長の率直な所感を伺えればと思います。

A5

私の若い頃からあったお店ですし、ダイエー時代からよく利用もいたしました。寂しいなと感じるところがございます。今回の(店舗を)閉じるということについては、営業不振が理由の閉店ではないというふうにおっしゃっておられまして、良い立地であり、また集客力のある店舗だったと思いますけれども、イオン東北さんが今後の経営戦略を考える上でのご判断だったのだろうなと認識をいたします。そういう意味では中心部からそういうところがなくなる寂しさ、そしてまたその後どうしていくのだろうということについては強い関心を示してまいりたいと思っています。

 

Q6

撤退の理由が営業不振ではないという話ではありましたけれども、さくら野が閉店されていてフォーラスも休業しているというところで、中心市街地の空洞化というのが心配されるところではあると思うのですけれども、市として何かできること、民間の話なのですぐすぐというわけにはいかないと思いますけれども、市として何か打てる手だてはおありになるのでしょうか。

A6

おっしゃられるように、中心市街地の中からまた大型の商業施設が閉店されるということですから、これは周りの商店街にも影響というのは一定程度出てくるのだと思います。そういう意味では商店街の皆さま方ともこれから密にいろいろご意見を伺いながら、どのようなにぎわいがつくれるのか、それについてご意見をお聞きしながら取り組んでいかなくてはいけないだろうと思っています。

 

衆議院議員総選挙について

Q7

選挙の関係で伺いたいのですけれども、宮城1区、2区なのですが、市長はこれまで候補者の応援でマイクを握られたのかどうか確認させていただければと思います。

A7

ご要請があったところで、私の都合がついたところではお話をさせていただいたところではございます。

 

Q8

候補者はちなみにどちらの候補者でいらっしゃいますか。

A8

1区は土井亨候補のところですね。1区・2区については現職の皆さま方の事務所には全て回っているところではありますけれども、2区の秋葉賢也候補の事務所開きのご案内をいただいたときに伺わせていただいたということはあります。

 

Q9

土井亨さんは決起集会でよろしいのでしょうか。マイクを握られたのは。

A9

そうですね、はい。

 

Q10

今後、応援のマイクを握られる予定はおありなのでしょうか。

A10

ご要請をいただいているところがございます。私自身の日程も見ながら可能なところで判断させていただこうと思っています。

 

Q11

判断の理由というか、やはり現職を応援するというような考え方なのでしょうか。

A11

いろいろご要請をいただいているわけなのですけれども、私自身もなかなか公務も入っているものですから、そういう意味で都合がつくところを、ということを見ながら判断をしているところです。

 

Q12

特段、判断理由としては都合がつけばということになるのですか。

A12

そうですね。それぞれ、今現職でこの仙台市から選出されていた候補者の方々が、1区にはお二人いらっしゃるし、2区もお二人いらっしゃる。そして、3区で比例で当選をされましたけれども、その方が2区から今度は出られているということもあります。なかなか難しいところもあろうかとは思いますけれども、私自身の思いと、仙台市としてのこれからのことを考えた上で、熟慮の上、そのご要請をいただいた中で時間の都合がつけばというふうに思っているところです。

 

Q13

衆議院議員選挙の投票率についてお伺いしたいのですけれども、5回前の選挙では60%を超える中でしたが、仙台市ですけれども直近は50%台になっている。そういった中での間もなく投開票ということで、郡市長ご自身の選挙への重要性の呼びかけというのをお伺いできればと思います。

A13

この間も選挙管理委員会がさまざまな取り組みも進めているところです。今回は解散から公示までの期間がとても短かったものですから、準備をしていくのもとても大変でした。加えて、秋のこの時期ですし、もう既にさまざま投票所だったりあるいは開票所だったり、いろいろな予定が入っているところもあったようでして、これをいろいろ調整していくのも、選挙管理委員会、苦労しながら取り組みを進めてきていると承知しております。そういう中で、これからの日本の未来を決する選挙です。国政の選挙ですから、投票はしていただきたいということで、これも取り組みを以前と同じようにしているものだというふうに思っています。ただ期日前投票は、初日は前回よりも少し落ち込んでいたというように承知をしています。これもあまりにも公示までの期間が短かったということもあって、入場券の発送が少し遅れたということもあったのではないかなどいろいろな見方をしているところですけれども、これから期日前投票は毎日やっておりますので、ぜひ投票をしていただきたいと思います。27日の投票日にご都合があるという方は期日前投票、ぜひ足を運んでいただければと思います。

 

Q14

ご自身の都合が合えば熟慮の上、応援に伺うというお話でしたけれども、土井亨候補の第一声のときにフィリピンから電話でご出演されていたのを確認したわけですけれども、お忙しい中で時間を割かれたのかなと思うのですけれども、あれはどのような経緯で出演されることになったのかお聞かせいただきたいと思います。

A14

それもご要請をいただいたところです。ちょうど(アジア太平洋防災閣僚級会合の)全体会合が始まる前でしたので、時間的には大丈夫かしらということで、電話という手があるのねというふうにも思いましたけれども、電話をつながせていただきました。

 

Q15

土井亨さんの側から電話でというような打診があって、可能だったのでということでしょうか。

A15

私は出張中だというのもご承知だったのだろうと思いますけれども、陣営の方から強くお話があって、私自身もこの間、仙台市としていろいろなつなぎ役を担っていただきました。お世話にもなっているものですから、そのような思いもあってお応えをさせていただいたところです。

 

選挙事務について

Q16

投開票作業なのですけれども、この前の定例会見でもお話があったと思うのですけれども改めて、過去ミスが相次いだ中で、今このタイミング、投開票日が迫ってくる中で改めてどのような思いで進められていくか、市長として思いをお聞かせいただければと思います。

A16

選挙事務というのは自治体としての基本的な業務の一つだと思います。そして1票1票、有権者の皆さま方の思いを確実にお伝えせねばならないわけですから、ミスは許されないものと認識をした上で一人一人丁寧に作業を進めてもらいたいと思います。改めて区の選挙管理委員会、市の選挙管理委員会についても、タイトな(日程の)中で今回の選挙が始まったわけですけれども、遺漏のないようにしっかりと取り組んでもらいたいと伝えております。

 

Q17

青葉区の選挙管理委員会で(投票用紙の)二重交付もございましたけれども、改めて受け止めと今後の対策等いただいてもよろしいでしょうか。

A17

本当に残念なことだと思っています。同様のミスを起こさないように、選挙管理委員会には1票の重みというのがとても重要なのだということ、これを再認識してもらって適正な選挙執行に向けて万全を期してもらいたい。このことは伝えたところでございます。

 

Q18

タイトなスケジュールというところで、人手不足というか人員確保というのも、なかなかスタッフの確保が難しかったと伺っておりますけれども、そのあたりのしわ寄せだったというか。窓口のご対応というところで。

A18

いや、言い訳をすることは許されないと思っています。確かに区民まつり等もあったり、いろいろなイベントがあったりするわけですけれども、それを言い訳にミスが起きてしまった、ごめんなさいということは許されないわけです。そういうことではなく、やはり皆さま方の思いをしっかりと、選挙というのは民主主義の基本ですから、それを守るためにしっかりと取り組んでもらいたいと思います。

 

Q19

どうして(投票用紙の)二重交付という対応になってしまったのか、その原因については判明されているのでしょうか。

A19

私も詳しい説明を聞いたのですけれども、その(選挙人の)方がどういう状況なのかということを詳しく、やはり判断するのは難しいのだろうと思います。ただ事務手続きとして、投票を終えた方々から回収した入場券の中に当該投票をされた方の入場券があるかどうか、そこですぐに確認していれば済んだ話なのですね。これをやはりちゃんとしていなかったということで、このことについてはやはり十分に反省すべき点だと思います。ですから非常にレアなケースだとも思うのですけれども、イレギュラーな出来事があった場合でも1人で判断するのではなくて、冷静に複数で確認を怠らない。そして間違いは防止するということに尽きるのだというふうに思います。

 

Q20

この有権者の方が投票箱に入れてしまったとご自身で申告されていますが、しかしその入場券自体はそうではなく回収されていたということで、食い違いが起きていると思うのですが、実際に有権者の確認などはされたのでしょうか。

A20

確認をして、そして宣誓書を書いていただいているということでございます。ですからどうであったのかということについては、これ以上私からは申し上げないところです。

 

仙台89ERSのB.プレミア参入決定について

Q21

バスケットボールの仙台89ERSが先日、B.プレミア入りが決まりましたけれども、受け止めと期待感と、市としてどういった後押しというか協力をしていくおつもりなのかお聞かせください。

A21

率直によかったなとうれしく思いました。これまで仙台89ERS首脳部も大変なご努力をされてスポンサー等の獲得、それからまた集客の増加に向けたお取り組みもあってプレミアに認定をされたということですから、ぜひ存分に活躍をいただきたいと思っています。仙台のブースターの皆さんたちも大変力が入ってくるのではないかと思っておりまして、今シーズンの幕開けは出だしが少しあれですが、これからに向けてぜひ力を入れて頑張ってもらいたいと思います。

 

パートナーシップ宣誓制度について

Q22

パートナーシップ宣誓制度について、市長のご所感をお伺いしたいのですけれども、今月の初旬に仙台市男女共同参画推進審議会で骨子案が了承されまして、昨日も常任委員会の方で委員の皆さんからは多少意見は出たかなと思っているのですけれども、このまま要綱の策定に入って年度内だったものが年内の導入に向けて進めるということで、現状、市長のご所感をお願いできればと思います。

A22

こちらも委員の皆さま含めて熱心な議論をしていただいて大変ありがたく思っております。仙台のまちがかねて歴史を振り返ってどうであったのかも含めて、だからこそ未来に向けてこういうふうなまちになりたいのだという思いが込められるダイバーシティの指針になっていくのだろうと期待をしているところです。

 

仙台市長 郡 和子