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更新日:2024年10月23日

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ひきこもり状態の方等向けのオンライン居場所「ここにいるよ。」-kokoiru-を開設します(発表内容)

令和6年10月22日

このたび仙台市で、ひきこもり状態にある方などを対象にしたオンラインの居場所「ここにいるよ。」、通称「kokoiru(ここいる)」を開設いたします。

昨年度実施いたしました「市民の生活状況に関する調査」では、ひきこもりの当事者の方々から「仕事やさまざまなことに取り組みたいが、自分ではどうしたらよいか分からない」といったお声が多く寄せられました。また、相談機関を利用したことがないという方もおよそ4割となっておりまして、人と関わることへの不安や怖さなどから相談をためらったり、諦めたりしているケースが少なくないものと捉えております。そうしたことから、今回、ひきこもり状態にある方や対面でのコミュニケーションに不安がある方またそのご家族を対象といたしまして、気軽に参加できて、安心して人と関わることができるオンライン上の居場所を設けることといたしました。10月30日(水曜日)より開設いたしまして、11月は毎週水曜日、12月以降は毎月第1土曜日と第2・第3・第4水曜日を開設日といたします。

参加者は自分自身の分身であるアバターを操作しながら、参加者同士の交流や同じ悩み・体験を共有し、また音楽やイラストなど趣味を楽しむプログラムなどに参加ができるほか、心理や福祉の専門職による個別相談もご利用いただけます。専門スタッフのサポートもありますので、お悩みを抱えているご本人、またご家族の方も安心してご利用いただき、社会とつながるきっかけにしていただければありがたいと思います。

仙台市長 郡 和子