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更新日:2022年9月15日

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株式会社Comradeの取組【仙台市中小企業チャレンジ補助金成果報告会】

令和4年6月23日に開催した「仙台市中小企業チャレンジ補助金成果報告会」での報告内容をご紹介します。

報告者:株式会社Comrade 代表取締役 三浦 博之氏

株式会社Comradeの写真

取組の内容
事業者名 株式会社Comrade
既存事業 焼肉店「仙一ホルモン」、洋式「旨」居酒屋「アナログガーデン」の経営
事業名 杜の都を愛する肉王がつくる、卸町『移動販売商店街』構想
採択 第1回公募
内容 中食・内食ニーズの高まりに対応し、キッチンカーを活用した複数事業者による共同出店「移動販売商店街」にチャレンジした。
成果 卸町エリアでの共同出店を複数回実施。商品開発力も高めることができた。

 

― キッチンカー事業では、売上が見込める出店場所の確保が課題の一つですが、今回の事業では、卸町の事業者さんの敷地を出店場所として確保し販売しました。客数や売上はいかがでしたか。

当初の想定よりは、売上は少なかったです。目標の半分くらいは達成できたのではと思います。

 

― 今回の事業は、「商店街」というコンセプトで複数事業者との共同出店がポイントでした。単独出店と比べてどうでしたか。

お客様からは好評でした。共同出店の方が、お客様も楽しそうに過ごしていたと思います。

一緒に出店していただいたのは、以前から知り合いのカフェや農家の方などです。

出店場所を提供してくれた卸町の事業者の方にもとても喜んでいただき、「また営業してほしい」と言っていただきました。

 

― コロナ禍で、国分町の店舗への来店客数が減り売上減少など影響は大きかったと思いますが、今回のキッチンカー事業でその売上減少分をカバーすることができたのでしょうか。

減少分のカバーまでは至らなかったです。

ただ、キッチンカー事業の開始が10月くらいで、ちょうど緊急事態宣言が終わり、お客様が飲食店に戻ってきた時期でした。店舗での売り上げが戻ったため、キッチンカー事業と合わせると、トータルでの売上は増えたと思います。

 

― 事業をやってみての課題はどのようなものがありましたか。

他者を巻き込むことが難しいと感じました。

そもそも、「移動販売商店街」は、コロナ禍でキッチンカーを早々に購入した飲食店の同業者から、「キッチンカー事業をどう進めたらいいかわからない」という声があって、考案したものでした。

しかし、緊急事態宣言が終わると、飲食店舗が忙しくなると、「キッチンカーに割ける人員がいない」と言われたりして…。共同出店の調整が難しかったです。

本業が忙しくなるというのはいいことだとは思うんですけどね。

 

― キッチンカーでは、カレー以外の商品も提供しましたか。

ハンバーグや牛すじ煮込みなどを真空パックにしたものをキッチンカーで販売しました。

「家で食べたい」と言って、購入されるお客様もいました。

 

― 今後も卸町を中心に出店していきますか。

そうですね。今回の事業をきっかけに、卸町の事業者様とつながりができたので、それを大事にしていきたいと思います。

株式会社コムレイドの写真

 

※内容は、令和4年6月時点のものです。

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