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更新日:2022年9月15日

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株式会社ホクトコーポレーションの取組【仙台市中小企業チャレンジ補助金成果報告会】

令和4年6月23日に開催した「仙台市中小企業チャレンジ補助金成果報告会」での報告内容をご紹介します。

報告者:株式会社ホクトコーポレーション 代表取締役 及川 文和氏

株式会社ホクトコーポレーションの写真

取組の内容
事業者名 株式会社ホクトコーポレーション
既存事業 印刷業、デジタルコンテンツ制作、イベント運営など
事業名 リアルタイム動画配信デリバリーサービス事業
採択 第2回公募
内容 動画広告市場の拡大やオンライン配信のニーズの高まりに対応し、どんな場所でもローコストでオンライン配信が可能となる「出張動画配信サービス」を実施。
成果 複数個所を同時配信する大規模な配信業務を受注。
配信業務とあわせて本業(印刷業)の受注にも寄与。

 

 動画配信事業という新しい分野に進出されるにあたり、動画配信のスキルなどは自社でのトレーニングにより習得するということでしたが、こうした新分野への事業展開は、これまでも自前で対応されてきたのでしょうか。

そうですね。既存事業では、印刷業に加えて、デザインやホームページ作成なども自社内で行う、ワンストップサービスを提供しています。

動画制作のスキルも既に持っていたため、それを活かして、動画配信サービスを行うことにしました。

 

 動画配信サービス開始後、順調に受注を増やしていっていますね。

最初の仕事は、代理店にこのようなサービスを開始したと話したところ、すぐに受注に至りました。

その案件では、調理風景を東京と仙台を結んで配信しました。

事業の周知のために、チラシ・ホームページを作成して、営業スタッフが頑張って営業しています。

 

 当初の想定と異なる部分はありますか。

低価格・小規模の配信の受注が多くなると想定していましたが、実際には大規模な配信のお話をいただくことが多いです。

小規模の配信の場合には、個人事業主で同様のサービスを行っている方が受け皿になるようですが、大規模な配信だと発注先が限られることが理由のようです。

大規模な配信なので、受注金額は高額になりますが、配信に対応するためには、補助金で導入した機材だけでは足りず、新たな設備投資や社員のスキルアップが必要になりました。

 

 既存事業へのシナジー効果はありますか。

動画配信サービスの新規顧客から、既存事業で行っているホームページ作成なども併せて依頼いただき、ワンストップで対応しています。シナジー効果は高いのではないかと思っています。

株式会社ホクトコーポレーションの写真

 

※内容は、令和4年6月時点のものです。

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