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更新日:2022年9月15日
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令和4年6月23日に開催した「仙台市中小企業チャレンジ補助金成果報告会」での報告内容をご紹介します。
事業者名 | ターンアラウンド 関本 欣哉 |
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既存事業 | 建築デザイン・施工や、イベント・展示会の企画・運営等 |
事業名 | 「(仮称)シェアリング工房・道具を活用した新規顧客開拓と、配信スタジオ事業」 |
採択 | 第1回公募 |
内容 | DIY愛好者の増加や、オンライン配信の需要の高まりに対応し、仙台フォーラス7階「even」内に工具・機材のシェアリングサービスとオンライン配信スタジオを開設。 |
成果 | シェアリングサービスを開始し、多数の会員登録があった。 顧客との接点が増え、本業の受注増にも寄与。 |
― 道具のシェアリングサービスが今月(6月)から一部稼働しているとのことですが、現在の利用状況はいかがですか。
新聞で取り上げられたこともあって、たくさんの問い合わせをいただいています。
「これを使ってあれを作りたい」というような相談も毎日のようにいただいています。今のところは、シェアリングサービスの利用というよりは、「こういうものを作りたい」という相談が多いですね。
会員数は、現時点で法人が15~20、個人・任意団体が30~40くらいです。
― 当初の想定では、郊外のホームセンターを利用しにくい市内中心部に住む人たちのDIYニーズを取り込むというものでしたが、実際の利用客はどのような方ですか。
想定どおり、市内中心部に住む方からの問い合わせが多いです。
まだ運用を始めたばかりなので、現在は人数制限しながらサービスをご利用いただいています。
― 今回の事業は、市中心部のフォーラス7階で営業するということが大きなポイントだったと思います。フォーラスに入居している他のテナントさんからの引き合いはありますか。
今、テナントさんの入退居が多い時期なので、「看板を制作してほしい」「ポスターを印刷してほしい」「壁紙を交換してほしい」というような相談を受けることが多いです。
― DIYを実際にやってみることで、アマチュアとプロの差を実感し、プロへの依頼ニーズが生まれるという想定もされていましたが、実際はどうですか。
そうですね。フォーラスさんにはコワーキングスペースもあり、人が集まって、「何か作りたいな」となったときに、ここですぐに試作することができます。実際に商品化を進めようとなった場合には、専門家である我々にお話をいただいて、受注につながることもあります。
困っている人を自分から探しに行かなくても、「何かを作りたい」方がここに来られて、我々がお手伝いすることができる。その点はとても大きな利点ですね。
― 今回の事業が、本業の受注増加につながったということですね。
はい。体感としては、3割くらい増えたと思います。
― 以前、卸町でも事業をされていたと思いますが、フォーラスを拠点にして、何か違いはありますか。
卸町では、現代アートのアーティストに対する支援(展示会の設営など)がメインでした。
街中の商業施設に来ることになって、企業の方など、今まであまり関わりのなかった方との仕事が増えました。SDGsを意識した取組を行う企業が増えていることも理由の一つかと思います。
※内容は、令和4年6月時点のものです。
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