ページID:67678
更新日:2023年3月31日
ここから本文です。
仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬のほっき貝が入荷しています!
※NHK「もりすた!」2月2日放送の内容をもとに作成
「ほっき貝」は正式名を「ウバガイ」といい、その大きさとおいしさから「貝の王様」とも呼ばれます。
旬は12月から5月頃までで、冬の冷たい海水で引き締まった身は食べ応えがあり、噛めば噛むほど、うま味
と甘みを感じることができます!
産地は主に北海道や青森県、宮城県の沖合で、水深の浅い砂底に生息していて、褐色の殻は産地によっては
黒ずんだ色に見えることもあります。
各漁協によって資源管理が行われていて、捕獲できる貝の大きさは9.5センチ以上などと決められています。
大ぶりな「ほっき貝」は高級な寿司ネタとしても知られていますね。
郷土料理「ほっきめし」でおなじみの宮城県山元町では、2011年の震災による影響で、漁に出れない時期も
ありましたが、現在では1日当たりの水揚げ量は震災以前の水準まで戻ってきています。
では、その「貝の王様」の選びかたです!
殻付きを選ぶ場合には、殻にツヤがあり、大きくずっしりと重いものを選びましょう!
生のむき身の場合ですと、身がダラーッと伸びているものは鮮度が落ちていますので注意が必要です。
何事も、シャキッと引き締めていくことが大事ですね!
「ほっき貝」には、ビタミンB12が豊富に含まれています!
ビタミンB12は、赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳からの神経伝達を正常に保つ働きが
あるとされています。
また、タウリンやアラニン、グリシンといったアミノ酸類もたっぷりです!
「ほっき貝」は砂抜きが難しいこともあり、ウロと呼ばれる砂を多く含む黒い部分(内臓)は食べずに捨てる
ことが多いです。ウロは水洗いで簡単に取り除くことができます。
新鮮な「ほっき貝」はそのままお刺身にして、コリコリとした食感を楽しむのもおすすめです。
刺身も良いですが、「ほっき貝」の甘さは、加熱することでより引き立ちます!
ここでは、甘さ引き立つ「ほっき貝」のバター炒めをご紹介します。
「ほっき貝のバター炒め」はフライパンにバターを溶かしたら、食べやすい大きさに切った「ほっき貝」を
入れて炒めるだけ!
加熱し過ぎると縮んで硬くなってしまいますので注意です。身が赤くなったら完成のサインです!
「ほっき貝」とバターに塩気がありますので、お好みでコショウや醤油で香り付けをすると、より「ほっき貝」
の甘みを堪能できます。
これからが一番おいしい「ほっき貝」。芳醇なうま味、甘みをぜひご賞味ください!
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.