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更新日:2023年3月31日
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仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬の「めかぶ」が入荷しています!
※NHK「もりすた!」2月16日放送の内容をもとに作成
「めかぶ」は「ワカメの根本あたりの部分」のことをいいます。
ですので、「めかぶ」と「ワカメ」は同じ食材なんです!
「メヒビ」、「ネカブ」、「ミミ」、「メカブラ」などとも呼ばれますが、
これらは地方によっての呼びかたですので、すべて「めかぶ」と同義です。
また、その見た目から「スプリング」(ばね)とも呼ばれ、このように多くの名前を持っているところからも、
多くの場所で愛されている食材だとわかりますね!
「ワカメ」との関係性から、ワカメの生産が盛んなところは、めかぶの生産が盛です。
特に高品質なワカメの産地で知られる三陸産の「めかぶ」は「三陸めかぶ」としてブランドも確立しています。
市場への入荷のピークは3月で、4月にかけて店頭にならびます。
新物のめかぶは磯の香りと食感が抜群で、今この時期にしか食べられない期間限定ものですので、
たくさん食べていただきたい食材です!
「めかぶ」を選ぶときには、「ひだが大きい」、「光沢がある」、「濃い茶色」のものを選びましょう。
色が濃いものを選べば、湯通ししたときに鮮やかな緑色になります!
「めかぶ」にはたくさんの食物繊維が含まれていて、少量でたくさんの食物繊維を摂取することができます。
なかでも「フコイダン」という食物繊維は免疫力を高める効果があるとされます。
「めかぶ」は切り方によって食感やねばりが変わるので、使う料理によって使い分けましょう。
細かく刻んだ「千切り」や「たたき」は、粘りが強くでますので、ご飯に乗せたり、汁物がおすすめです。
大きめにザク切りカットして、ぽん酢醤油やドレッシングで味付けすれば、めかぶの存在感が抜群で
サラダ感覚でいただけます。
さらに今回は、ねばりがたまらない「めかぶとなめたけのあったか梅うどん」をご紹介します。
まずは下処理から!
「めかぶ」をひだの間まで流水でよく洗い、茎とひだを切り離してから茹でるのがポイントです。
茹で過ぎてしまうと、鮮やかな緑色はでませんので、緑色になったらすぐにお湯から出して、流水で
冷やしましょう。
下処理した「めかぶ」を食べやすい大きさにカットして、なめたけと混ぜ合わせてうどんの上にかけます。
さらにつゆを注ぎ、梅を添えれば「めかぶとなめたけのあったか梅うどん」の完成です!
「めかぶ」となめたけの相性は抜群で、うどんのつるつるも強調され、梅の爽やかさでさっぱりと
食べられます。
栄養豊富でいろいろな料理にあわせられる「めかぶ」、この時期ならではの食材ですので、
ぜひ献立に加えてみてはいかがでしょうか?
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