クドア・セプテンプンクタータとは
クドア・セプテンプンクタータ(Kudoa septempunctata)とは、ヒラメの筋肉中に寄生するクドア属の寄生虫(粘液胞子虫)の一種です。
特徴
- 非常に小さく、目で確認できない
- ゴカイ等の環形動物を介してヒラメに感染し筋肉に寄生する
- ヒトなどの哺乳類には寄生しない
主な症状
- 食後2時間から数時間程度で、下痢やおう吐などの症状が現れます
- 症状は一過性で速やかに回復する
予防対策
- マイナス20℃で4時間以上冷凍または、中心温度75℃5分以上の加熱で食中毒を防ぐことができます
- 農林水産省及び水産庁では、食中毒防止策として、ヒラメの養殖場での適切な管理により、クドアがヒラメに寄生することを防止する取組みを行っています
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