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更新日:2024年5月15日

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その他質疑応答(令和6年5月14日)

宿泊税について

Q1

宮城県の方が宿泊税の関係で6月定例会への提出を見送ったということを表明されましたけれども、仙台市の今のスケジュールはいかがになっていますでしょうか。

A1

県の方が6月議会は見送りということで、9月議会以降というふうに昨日知事もお話になったということですけれども、本市といたしましては、この間ずっとお話し申し上げておりましたけれども、やはり観光ということに対して、事業者の方々にも、そしてまた本市の観光地に対しても魅力アップしていかなくてはいけないという、そしてまた多くの方々に来ていただきたいという思いもあって、なるべく早めにというふうに考えているところですけれども、県の動きも踏まえながら一緒にやっていかざるを得ないところというのはたくさんありましょうから、それは早急に整理をしていかなくてはいけないことだろうというふうに思っています。

 

Q2

そうすると、市としては6月定例会への提出もまだあり得るということでよろしいのですか。

A2

今、事務方同士、それから副市長、副知事レベルでいろいろと協議を行っているところです。その流れを見つつではないかなというふうに思っています。なので県としては難しいというふうなことのようですけれども、本市としてどこまでどのように調えられるかということはあろうかとは思っていますが、県との協議次第ですかね。

 

Q3

そうすると、市単独で仙台市だけが6月(議会)に出すということもあり得るということなのでしょうか。

A3

ですから、まだそこまで、提出時期については早急にいろいろ検討していかなくてはいけないというふうに思っています。

 

Q4

昨日の知事の発言では、総務省からは県と市と同じ方向性でないと難しいというふうに言われていると知事もおっしゃっていましたけれども、そういったことというのは市長の耳にも入っているのでしょうか。

A4

これを協議していく上でもちろん総務省の考え方というのでしょうか、それもありましょうし、検察との協議もございますし、そういう意味では一緒の方がモアベターなのだというふうに思います。ですから、そこのところはそれはあるかなというふうには思っているところですけれども。

 

Q5

6月議会での条例案提出はまだ消えていないというか、ゼロではないという認識でいいのでしょうか。

A5

県全体の動向を踏まえて、宮城県としてはそのようなご判断に至ったのだろうというふうに思いますけれども、本市といたしましては一定の方向性というのをまとめたところでございます。そういう意味では、どういうふうに、どの時期になるかということについて、まだ6月だとも9月だともこの場では申し上げる状況ではなく、もう少しというふうに整理していかなくてはと思っているところです。

 

Q6

特に整理が必要な部分というのは、市長はどこが肝になっているとお考えですか。

A6

いろいろあると思うのですね。まだ県との調整が必要なところというのはあるわけでして、県が全く宿泊税をやらないということであるならば本市単独で行くということはあり得るわけですけれども、県としても宿泊税について導入の方向性をお持ちになっている。そうなった場合にやはり調整していかなくてはいけないところがあるわけですから、その辺の調整、協議がどういうふうに調っていくのかということになろうかと思います。

 

Q7

県と協議しないといけないところについて、今現状で税率とか課税の免除だったりとか、免税点とかお話いろいろありますけれども、どの点で一番協議に力を入れているかとか、協議に課題がまだ残っている部分があるというふうに市長としては思っておられますか。

A7

さまざま協議をしている最中なのでここでどうだということを言及するわけにはまいりませんが、調整中ということです。

 

Q8

市としてはなるべく早くという思いはあったものの県は9月(議会)以降と言っているので、一緒にした方がモアベターだという、そういう理解でいいですか。

A8

そうですね。やはり宿泊税の導入は必要だという認識は双方持っているということだというふうに思っています。そういう意味で、県の動きもいろいろやはり見た上でどうするかということを早急に考えて結論を、6月議会に提出するのかしないのかということを検討していくということで、今この段階でどうだというふうに決定しているところではないということです。

 

Q9

県が9月(議会)以降というような判断をした時点で仙台市が同じく9月(以降)にならないというところの、県に合わせて仙台市も9月(以降)になってしまうという判断にはならなかったという現状の理由を知りたいのですけれども。

A9

まだ今の段階では何とも言えないということです。

 

市中心部でのクマ出没について

Q10

先日、報道で仙台の中心部にクマが出たという、霊屋下(おたまやした)の付近にですね。(仙台)駅から直線で2キロ程度という中心部(で)の出現で、付近の住民が大変驚いているというか、恐れているというか、そういう状況になりましたけれども、市長としては今のそういった状況についてどういうふうにご覧になっていらっしゃいますでしょうか。

A10

それこそ4月の下旬、霊屋下で目撃情報があったわけですけれども、仙台の地形といいましょうか、青葉山は御裏林(おうらばやし)で豊かなあの森があるわけでして、そこに生息しているクマなのだろうというふうに思います。そういう意味ではずっと山から、それこそ霊屋下のところまで山林でつながっているということもあって、クマの生息地でもありましょうから出没する可能性はあるエリアだというふうなことが言えるのだろうと思います。今回、目撃情報が寄せられましたけれども、その段階で安全を確保するためにさまざまなお知らせを発出したり、それからまた対応をさせていただいているところです。近隣にお住まいの皆さんたちは、ごみ出しですとか、それからまた家庭菜園とかをやっておられたりする場合には、山で暮らしている、山の豊かな実りで生活しているクマが人里の食べ物について習慣付けになるようなことがならないように、ぜひその辺のところはご注意いただいてくださいということを、これは前からもお話をしているところですけれども、なお強く発信してまいりたいというふうに思います。もう既に本市のホームページではそういった注意をしていただきたい内容を発信させていただいておりますが、なおご注意いただければありがたく思います。

 

Q11

東北の他の市町村では通勤通学中の子どもだったり大人だったりが襲われるような事故も起きていますので、仙台市として何か対策を強化するというか、そういったことは現状で考えていらっしゃるものはありますでしょうか。

A11

場合によっては捕獲をしてというふうなことはこれまでもあるわけです。なのでその時折での対応ということになろうかというふうに思いますが、とにかくあまり人里に引き寄せないような、そういう取り組みは、住民の皆さんたち、市民の皆さんたちにいろいろお願いをしていかなくてはいけないのだろうというふうに思います。

 

学校給食用牛乳の提供再開について

Q12

昨日、ずっと停止されていた給食の牛乳再開が発表されましたけれども、市長として再開へのコメントというかお話をいただけないでしょうか。

A12

まずは、体調を崩された方々、お子さんにはお見舞いを申し上げたいと思います。保護者の方々もすごくご心配だった(と思います)し、ご負担もおかけしたというふうに思います。この間、牛乳の再開を待ち望んでいたお子さんたちも多くいらっしゃったと思います。まずはさまざま対応を調査した上で、新たに検査を強化するような取り組みもした上で、牛乳の提供が再開できるということでよかったなというふうに思います。ただ、不安に思われる方については、必ずしも牛乳をお飲みになれないというのであればそれはそれで認めましょうということで、それも教育委員会、学校から保護者の方々含めてお知らせもされることになろうかと思います。

 

Q13

対策としておおむね1カ月間はそういった検食というか、飲むのを3人体制に拡充してということもありますけれども、1カ月というのが応急処置的な感覚も否めないのですけれども、なかなかまだ不安な児童生徒、保護者もいらっしゃるかと思うのですが、その点についていかがでしょうか。

A13

本当にこの間、原因は何であったのかという調査をさせていただいた上で、それこそ病原菌になるようなものであったり何か不純物があったりということでは全くなかったということでもございます。だとすると、生産の過程で少し風味についていろいろな変化もあろうかというふうには思うのですけれども、それに問題がないということであるならば、いつそれでは再開ができましょうかという問題にもなってきます。そういう意味では、検食を拡充していった上で問題がなければお子さんたちに提供を早めにさせたいというような、そういうことだというふうにぜひご理解をいただきたいと思います。

 

Q14

以前の会見で、市長は再開について県なりメーカーなりと協議していくというお話がありましたけれども、今回、再開に当たって再開の時期を足並みをそろえるというようなお考えなり、そういう経過というのはなかったのでしょうか。

A14

(健康教育課長)

再開に当たりましては、13日、昨日の午前中に県教育委員会の方から仙台市の対応について関係する市町の方に情報提供いただきました。併せまして、仙台市教育委員会として関係する11市町に直接電話がけをしまして、再開の方向ということで話をしたところでございます。その上で足並みをそろえるというところがあればよかったかとは思うのですけれども、各市町村の判断で再開の時期が各市町村で分かれたというふうに考えております。

 

Q15

今のお話だと、足並みをそろえた方がよかったとおっしゃったと思うのですけれども、そういったアプローチというか協議みたいなものはしていないのでしょうか。

A15

(健康教育課長)

こちらの方で再開ということでお話は申し上げましたけれども、そこからは各自治体さんの判断ということになろうかと思います。

 

 

仙台市長 郡 和子