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更新日:2024年5月29日
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先日、パートナーシップ関係の会議がありまして、市としての骨子案を示されましたけれども、市長として今回の骨子案についてまずどういうふうにご覧になっているのかお聞かせください。
昨年度、男女共同参画推進審議会で議論をしていただきました。そしてまた、当事者の方々含めてさまざまヒアリングを通しましていろいろなご意見をいただいたことをもって、今回ぜひスピード感を持って導入してほしいというふうに集約をされたものですから、私どもも切実な声というふうに受け止めて骨子案を示させていただきました。とても分かりやすく、安心して利用できるような、そういう制度にしていかなくてはいけないなという気持ちを改めて私も持っているところです。
会議の中で委員から、仙台市だけではなくて、同じような制度を導入している政令市同士のいわゆる連携が必要だと。恐らく引っ越しなども考えての発言だと思いますけれども、そういった他都市との連携について市長はどういうふうにお考えになっていますでしょうか。
制度が構築された後にはやはりそういうような課題というのも出てこようかと思いますけれども、今の段階ではどのようなところをこのパートナー制度で構築していくのかということは緒に就いたばかりでして、これからさまざまある部署にどういうようなことができるのかということを具体のところで上げていってもらうということになりますから、その詳細(が)決定しませんと他都市とどのような連携が図れるのかということは今の段階では難しかろうというふうに思っています。ただおっしゃられるように、本市の制度と同じような形の自治体があるとすれば、そこに対してはそういうこともあり得るのではないかというふうに思っております。今の段階でどこの都市とどのように連携するということは全くございません。
いわゆる地方自治法の改正案について今国会で議論されていますけれども、知事会などからは国の指示権の拡大につながるということで地方自治の原則をゆがめると、法の趣旨にそぐわないのではないかというような自制を求める声が上がっていますけれども、それについて市長としてどういうふうにお考えになっていますでしょうか。
政令指定都市の市長会としても、国に対して要望は出させていただいているところでございます。今回のこの地方自治法を一部改正する案ですけれども、これはそれこそ新型コロナの感染症への対応などのことも踏まえた上で、国民の皆さま方の安全に重大な影響を及ぼす事態についていかに迅速に対応するかということがその目的なのだろうというふうに承知をしています。そういう意味では国が率先して動いていくということももちろん重要なことだというふうには思いますけれども、それぞれ地方は地方自治体によってさまざま状況も違っていますし、特に政令市においてはやはりとても人口も集中している、交流も多いという中で、そういう中で迅速に対応していくということについては、国、県を通してからだと間に合わないところも出てくるやもしれないですし、そのところは丁寧に政令市の要望というのも聞き入れてもらいたいというふうに思っています。また、国と地方の対等な関係について少し懸念する声があることも承知をしておりますし、使い方を間違うとまさにそういうことにもなってくるのだろうというふうに私も思いますので、そこはしっかりと政令市長会の要望なども聞き入れていただくように、国会の流れというのは注視してまいりたいと思います。
前回の会見の際に、県との協議のことでお話があったことを受けての市長のコメントがありましたけれども、そのとき一つの問題点として、急性期病床の話で、県の説明よりも実際は使われているのが少ないということですね。なので過剰ではないという県の説明が崩れているというような前提でお話受けたと思うのですけれども、いろいろデータ(を)見ますと、確かに急性期病床だけを見れば実際に使われているのは過剰ではないというふうには分かるのですけれども、急性期の病床と高度急性期の方の病床も含めた数字で見ると、実際には過剰ではないかというデータになるのですね。やっぱりその1点だけを見て、急性期だけを見て過剰だという一点突破の主張の仕方というのがこれからも県と続いていくのであれば、なかなか折り合いというのは難しいなというふうに感じたところなのですけれども、確かに仙台市から病院が2つ離れるというのは市民にとっては大きな問題であると思うのですけれども、こういった実際のデータとかをもっと広く市民の人にも知ってもらったり、どういう仙台市が説明をするのかというのがもうちょっとはっきりした方がいいのかなというふうに感じていまして。
私どもはさまざまなデータを県に対して投げかけているところです。それに対してようやく、ようやく前回ですね、いろいろ資料が出てきた上で私は申し上げたところです。急性期病床についても、仙台市に高度三次救急の病院が集積をしているということもございます。そういう意味では三次救急から次に二次救急というのでしょうか、そういうところも含めてですけれども、やはりもうちょっと詳細に現場の状況を県には把握していただきたいというふうに思っているのです。また断らない救急を、応需率を上げていくということについてもそれぞれの病院の事情というのもあるわけでして、断らない救急でしたか、それをしていけば十分に賄い切れるという論法では必ずしもないということの現場の状況にもっと目を向けていただきたいというふうにお話をさせていただいているところです。私どもはそういう意味ではかなり詳細な形でいろいろと県とやり取りをさせていただいていると認識をしております。
現在の実際の数字と言われる埼玉方式という計算の仕方だけではやっぱり不十分ということですよね。県は埼玉方式を使って今回の実態というのを示してきていると思いますけれども、やっぱりそういった違う調査の仕方、埼玉方式が実際に正しいのかみたいなところもちょっと議論しなきゃいけないというような形ですか。
今回、初めて県の方ではその埼玉方式の数字を出されたわけですけれども、我が方としてはいろいろな意味でこれまでのデータを基にお話をさせていただいているわけでございます。この後、どのような議論になっていくのか、双方、なかなか擦り合わせができない状況というのもあろうかと思いますけれども、私どもとしては、県に対しては現場のことをよく見ていただいた上で議論させていただければというふうに思っています。
いよいよあさってに開催が迫りましたポケモンGOフェストなのですけれども、ホームページなどを見ているとチケットは既に完売のようなのですが、4日間全て完売なのかどうか、お分かりになれば教えてください。
申し訳ないです。しっかり確認をしておりません。もう売れているというふうには聞きましたけれども、全てなのかどうか。
街なかに昨日からフラッグなども立っていよいよという感じなのですが、市長として改めて世界中からポケモンGOのプレーヤーが来ることに対しての期待感、お願いします。
杜の都仙台が一番杜の都というにふさわしい、この新緑のまぶしいというかもえる季節にいろいろな方々をお迎えできること、大変期待をしているところです。お天気が開催日までには晴れることを心から願っているところでございます。ぜひポケモンGOでさまざまなポケットモンスターを獲得をするのみならず、仙台のおいしいもの、良い思い出も獲得して帰っていただけるといいなというふうに思っているところです。
仙台市長 郡 和子
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