ページID:7917
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
今後については第3回定例会でもお話をさせていただきましたが、まずは事業者側にその意思が見られないということで、仙台市が撤去する場合は経費や進め方、契約関係など事務的な精査をして、予算を補正しなければならないと思っています。なるべく早い機会に補正の議案を提出できるように準備を進めていきたいと思っています。
いずれにしても着手できる時期は一定の期間の後ということになりますので、来年以降の着手になります。今、特に専決という方法で時期を急ぐ状況ではなく、補正予算を議案として出すということを想定しています。
地域全体の環境にとっても、このまま放置しておくことは、汚染の懸念も高まってきますので、市が経費を負担する形でも、より良い環境をきちんと保つということでご理解いただけるように、経費についてもより深く精査して、下げられるものであれば費用がかさまないように担当課で工夫してもらいながら、ご説明し、ご理解を求めていくことになると思います。
地下鉄東西線は継続的な事業でもありますし、公共交通の要となる環境にとってもやさしい未来のある交通施策であると思っています。政策コンテストという形で、毎年ゼロベースで査定を受けるような事業であるかどうかについて疑問があり、私自身は一般事業費として継続性をご理解いただきたかったと思います。
しかしながら、現時点で特別枠に入ってしまっているわけですので、それについては、そのような状況の中できちんと地下鉄東西線の意味をご理解いただくような働きかけをして、十分な予算確保に努めていきたいと思います。
パブリックコメントでいろいろな意見をいただくことが大変重要だと国のホームページでも言っていますので、私どもも改めて地下鉄東西線の推進に向けてご協力いただいてきた仙台商工会議所やいろいろな関係団体の皆様にそのようなお気持ちをぜひ国のホームページ等を通じて伝えていただきたいとお願いをしてまいりました。
政策コンテストのように国民に見えるところで事業を精査していくことも一つ大事なことだとは思います。ただ、継続事業についてそのようなことが毎年行われるかどうかは、今年が初めてですから分かりませんが、毎年やっていくことが果たしてありうべき政策形成なのかについては、やや私としては疑問も感じています。
地下鉄東西線は事業進捗が3割進んでいますので(今年度末の見込み)、そこから先に進むことについてゼロベースで考えることにどういう意味があるのかは疑問があると思っています。ただ、昨年のダムの問題などがあり、継続事業が絶対視されるものではないとは思いますが、それはやはり一件ごとの性格だろうと思います。少なくとも地下鉄東西線については、なじまない部分があると感じています。
あの場所には私も行ってみました。確かに時間帯によってはかなりの列車が通り、さすがにベストの環境と言うには難しいと思います。これから保育所をいろいろな場所で造るときには、造り方の工夫によって建築が可能ではないかと思う部分もあります。なお一層事業者の方と協議をしながら、なるべくよりよい形で利用していただくように整備していければと考えています。
委員の方全員がそこにいらっしゃるということであれば、それに越したことはありません。今回の場合、お出でになった方のご意見や事業者からの図面などで総合的に情報を得た上で判断されたと思いますので、判断自体がそれによって大きく阻害されたとは考えていません。
確かに現地を見ることは大きな要素ではありますので、そのような考えに立たれるのももっともだと思います。ただ、全体の判断の中で騒音についてもいろいろな受け止め方があると思います。委員会全体の議論の中で今回一定の結論を得たと思いますので、その結論がきちんと実現できるような良い形で保育所の建設が進んでいけばと思います。
規定の基準はそれぞれの自治体のそれぞれの状況によって、細目を考えていくものと思います。我々としても今の基準が未来永劫に正しいというものではないと思いますので、基準であるからには、時代や状況に応じた必要な見直しを適宜適切にやるべきだと思います。
現時点で早急にとは考えていません。
泉のイトーヨーカドーについては、報道はございましたが、イトーヨーカドーご自身から撤退だということはお聞きしていないのが現状です。私どもでも経営が厳しいということはある程度承知していましたが、具体に撤退を決められたとは承っていませんので、それについて今こちらが動くという状況ではないと思います。
市議選については基本的に、自分の初めての選挙でいろいろお世話になった方もいらっしゃいますので、ご依頼があれば私のできる範囲で選挙の応援もさせていただきたいと思っています。
具体的に今の時点で特定の選挙の応援依頼があるわけではありませんが、秋には市議の方から例えば芋煮会などにいくつかお招きいただき、お話をさせていただきました。今のところあるのはそういった芋煮会に顔を出してくださいというお話が2、3きている程度という状況です。
首長が自分の与党を議会内に作り、政党として求めるという動きが果たして地方自治の現場でよいものかということについては、いささか疑問を持っています。そのような政権与党的な立候補、擁立は考えていません。
基本的には公益法人制度改革のもとで公益法人を目指すことで進めており、それぞれ県の担当課と提出書類について精査したり、委員会で審査をいただいていたりという準備を進めている団体が数多くあります。具体的には仙台ひと・まち交流財団や市民文化事業団がそういったことを考えて進めている段階です。
もちろん仙台市の団体がすべて公益法人に移行できるとは考えていません。公益部分の事業比率が少ない団体については、一般法人化ということもあるかもしれませんし、統合や場合によっては廃止といった道も考えていかなければならないと思います。
公益法人化を目指す団体については、国も県もそうですが、審査が初めてということもあり時間がかかっているようですので、少し余裕を持って準備を進めるようにという指示をしています。
39団体の中のどこまでが公益法人でどこが民間という数字については把握していません。
仙台フィルハーモニーはこれまで市民の方にとっても自分たちの街のオーケストラということで大変愛していただいて、仙台市からも巨額なと申し上げるべきだと思いますが、大きなお金を支援として出しています。
これから地方自治体もいろいろ厳しくなる中で、仙台市だけによりすがっているオーケストラの運営でいいのだろうかということは、私どもも十分考えていかなければならないでしょうし、仙台フィルを愛するファンの方にも考えていただかなくてはならないことだと思います。
その中で大きくは国の文化振興策としてオーケストラを援助すべきという説もあって、そのことも大事なことです。しかし、やはり街の中で仙台市民の方がベガルタのサポーターであり、楽天のファンであり、89ERSのブースターであるということもありますので、仙台フィルも一歩街に出て、より多くの人にコンサートに来てもらうよう努力して、市民の方に定期会員になっていただいて応援してもらうことが必要です。
いろいろな応援があると思いますので、そんな形で仙台フィルのよって立つ経営基盤が、自治体が90%以上(の出資)ということだけではなく、財源の多様化ということもこれから考えていくべきではないかと思います。
そのことについては、仙台フィルもご自分たちの中で経営改革委員会を立ち上げて議論をされてきました。それを踏まえながら今回は国から副大臣にお出でいただけますので、私も入って皆さんでいろいろ議論をして深めていきたいと思います。
要するに多様な市民の力で仙台フィルをこれからもさらに盛り上げていきましょうという議論を第一歩として進めてまいりたいと思っています。
前回は調査員の方がご苦労されたということにかんがみて、今回は封入や郵送での受け付けなど、いろいろな手直しがありました。それを少し検証してみなければいけないと思いますが、調査員のチェックがありませんので、項目の中には誤記載が多いことや記載率が低いこと、また封入郵送にしたことにより逆の面の難しさも出てきたと聞いています。
全体が終わった後の話にはなりますが、市民の方、統計作業に従事したことのない方が書くわけですので、質問項目を書きやすくするとか、もう少し国に対して国勢調査の今後について意見を申し上げていくことが必要かと思います。その項目については終わった段階で担当局と区も含めて検討していきたいと思います。
やはり調査項目の絞込みでしょうか。多くの項目を一般市民の方がチェックなしに書いた場合、どこまで書ききれるかということについては、もう少し検討の余地はあるのではないかと、現時点では思っています。
仙台市長 奥山 恵美子
関連リンク
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.