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更新日:2016年9月20日
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報道を受けて改めて会計課から仙台銀行に確認させていただきましたが、銀行からは現時点で、まだそのような発表を行っていないというお話をいただいていますので、私としてもそういう話を聞いたというレベルですので、なかなかお答えしにくいポジショニングにあるという状況です。
仮定ですからお答えしにくいところがありますが、現時点で知る限りでは仙台銀行の経営強化に役立つ方向で決定がなされたのであれば、それは金融業界の競争状況や運営状況が厳しい中で、健全な経営に向けてさらに良くなるプロセスの一つとして、歓迎すべきことではないかと思います。
仙台銀行にはこれまでも地元の中小企業の経営に、いろいろお力をいただいていますので、そうした銀行の経営基盤が強くなることは、地元の中小企業のこれからの社業の発展という意味でも好影響が出るものと思っています。
実際的には地元の中小企業にとって、必要なときに必要な融資が受けられる銀行があることが肝心ではないかと思っていまして、第二地銀という区分のあるなしということは、私自身それほど問題だとは思っていません。
資金調達については、当面これによって、大きく何かが変わるということではないと思います。資金調達はこれまでも公開で窓口を広げるプロセスを取ってきていますので、特に大きな影響があるとは考えていません。
統合後の事業の在り方や統合後に経営を担われる方とお話をしてみませんとわかりませんが、現時点で何か申し上げるべき段階ではないと思います。私どもはまだお話をお伺いはしていませんので、それは控えるべきかと思います。
かつて徳陽シティ銀行の問題があったときに一部株式を保有する経緯があったと聞いています。
〔広報課長〕
保有株式数は41,220株と聞いています。このうち41,000株が徳陽シティ銀行の破たんの際に第三者割り当ての増資を引き受けたものです。残りの220株は秋保町との合併の際に引き継いだということです。旧秋保町でどのような経緯で持っていたのかについては不明です。仙台銀行の発行株式総数に占める割合では仙台市の保有分は0.54%になります。
運動の場の提供のクローズということですが、具体的にはプールにかかる人件費や運営費用などについて縮減が可能だろうと思います。
プール運営にかかる人件費ですが、具体的には按分する部分もあると思いますので、担当部局から後ほどお知らせします。(※)
今のところ具体的にすぐ職員の削減を当該施設で行うという事業の計画ではないと承知しています。
今回の場合は新たに身体障害者総合福祉センターの事業を立ち上げます。この事業に人員が必要となりますので、事業がなくなって人だけが遊んでいるということではないとご理解いただきたいと思います。
将来というのはいつを想定するかによりますが、今回の見直し後にすぐ公募をするという事業の計画ではありません。
障害者更生相談所から転換していく今回の事業は、なかなか民間ベースではできにくい障害者の健康増進の分野です。公募するためには一定のノウハウや事業プログラムが確立して全市的に事業を展開するという形が見えてこないと難しいと考えています。また、ある程度、事業が確立し、定型化して委託契約書、指示書という形にまとめなければいけません。まだそこにいく前の立ち上げの段階ですので、すぐに公募は難しいと考えています。
プールの廃止を前提にしながらこの9月の市議会でそれに向けた予算についてもお認めいただいたわけですので、基本的にはお認めいただいた方向で進めることで考えています。
しかしながら皆様にも昨日お出でいただきましたように、まだまだ多くの市民の方がプールの存続を望んでいらっしゃるわけですので、そのお声に込められたお気持ちをどういう形で今回の事業推進の中で受け止めて、よい案としてお示ししていくことができるかを少し時間をかけてお話をしていく必要があると思っています。
今回は250回目の定期演奏会として節目を迎え、ヴェロさんの指揮のもとに大曲と言っていいかと思いますが、「ペレアスとメリザンド」を上演して多くの市民の方にお出でいただいたことは、仙フィルにとっても一つの大きな節目だったと思います。
一方、この後どうするのかということについては、もう一段階上の仙フィルにさらに進化をしてほしいというのは、市民の皆様の気持ちでもあり、私の気持ちでもあります。そのためにはシンポジウムの中で大山理事も話されましたが、団員を増やし大規模の編制にしていくとか、そうするためにも仙フィルは札幌と比べても人件費ベースで1億円足りないとのご指摘もあります。
あのシンポジウムでは、仙台市としても精一杯支援はさせていただいていますが、なかなか仙台市だけの力では限りもありますので、より幅広い市民、企業の方にご支援の輪を広げて、仙台ぐるみでより仙フィルを高い段階に押し上げようと、そうしたムーブメントがほしいという話になったと思います。私としても「楽都仙台」をさらにワンランク上の国際的な音楽都市として発信していくためにも、仙フィル応援団をさらに増やしていくという方向で、仙フィルと仙フィルのファンの方と一緒にがんばっていきたいと思います。
仙台市もなかなか厳しい財政状況ではありますが、これまで仙フィルをずっと支援してきてきました。そのこと自体、市民の方にもご理解をいただき、国際音楽コンクールや「せんくら」などいろいろな形で市民の方のご声援をいただきながら事業を展開していますので、何とか苦しい中でもがんばって、確保していきたいと考えています。
私のところにも特にクラシックのファンの方からホールの必要性についてのお話をいただいていまして、必要性は十分認識していますが、その具体の規模や場所につきましては、大山理事からのご提言やそれ以外の意見もありますので、私としてはもう少し時間をかけていろいろご意見を伺うべきところだと思います。
星野さんというと世界でJAPANを率いて戦った監督で、闘将と言いますか、非常に前向きな闘志あふれる監督というイメージを持っています。
楽天の監督にというお話を聞いて以来、大変果敢な方でもありますし、楽天のクリムゾンレッドの似合う、意志に燃えるスピリットがある方ではないかと思って期待をしています。
これはたくさんの市民の方も多分そう思っているのではないかと思いますが、星野監督のお名前はなんと言っても仙台にいらっしゃるためにあるのではないかと、仙台が一番という名前を持っていらっしゃる監督というのも素晴らしいことではないかと、いささかこじつけかもしれませんが、市民の方が「そうですよね、市長さん。そう思いませんか」と言っている話を耳にしまして、やはり仙台で活躍するにふさわしい方にお出でいただけるならこんなうれしいことはないと思っています。
いずれも平成21年度決算額。プールに限定した人件費の算出はしていない。
仙台市長 奥山 恵美子
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