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更新日:2024年12月19日
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今回は、「入庁後のキャリアデザイン」についてお届けします。入庁後の異動や昇任については、皆さん気になるところかと思いますので、ぜひご覧ください!
仙台市では、毎年4月に定期人事異動を行っています。概ね3~5年サイクルでの異動となりますが、専門知識が必要となる職種や職場では、多少そのサイクルが長くなる場合もあります。すべての職員が希望どおりの部署に異動できるわけではありませんが、最適な配置となるよう、職員一人ひとりの希望やキャリアに考慮し、配属先が決められています。
「自己申告」は、職員一人ひとりの能力を活用・開発し、より適材適所の人事異動を実施するために設けられている制度です。年に一度、各職員が自分のやってみたい業務や将来のキャリアビジョン、仕事で配慮を求めたいこと等を申告することができます。申告書の提出とあわせて、所属長との面談も実施され、それぞれの仕事・職場に対する思い等を伝えるための機会となっています。
「キャリア選択」は、特定分野における専門的知識の蓄積や、能力の向上を希望する職員を公募し、関係部署を中心とした人事異動や異動サイクルを一定程度長期化することで、高い専門性を持つ職員の育成・配置を行うことを目的に設けられた制度です。令和6年度は、税務、福祉、デジタル、資源循環の4つの分野で公募が行われました。
意欲を持って課題に取り組む職員の積極的な登用を行うことを目的とした、「庁内公募」も毎年行われています。
特定の部署に限られてはいますが、東京事務所、交流人口拡大業務、近年であれば、脱炭素都市推進業務や企業誘致などをはじめ、話題性の高い業務を所管する部署などに応募することが可能です。
入庁後の一般的な昇任は次のとおりです。
社会人経験者として仙台市に採用された方も、採用前の役職等に関わらず、主事や技師の職からスタートし、勤務成績等に応じて主任へと昇進します。
また、係長職への昇任においては、「係長職昇任試験」が行われています。
受験資格は、30歳以上かつ仙台市職員としての勤務実績が5年以上ですが、34歳以上であれば、仙台市職員としての勤務実績が1年以上あれば受験可能です。
今回は、入庁後のキャリアデザインについてお届けしました。
次回は、時差出勤・通勤事情について、実際の職員に対して行ったアンケートの結果を含めて紹介していく予定ですので、お楽しみに!
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