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更新日:2024年8月7日
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清水建設の耐震不良マンションの関係で、仙台市の方で会社に状況確認の報告を求めていらっしゃいましたけれども、その後、正式な報告というのはあったのでしょうか。
まだ状況確認でいろいろとお話を聞いているというふうに報告を受けていますけれども、具体的に何かまとまったものをもらったというようなことはまだ聞いていないところです。
市の方から日にち等、期限の指定はされていないということですか。
(私が報告を受けているのは、事業者に)いろいろと話を聞いているということと、事業者の方々からは改善に向けて調査などいろいろと進めているようだというところまでですね。
楽天球場で販売された菓子に記載された賞味期限が消えていた問題で、仙台市も現状、もう調査に入りましたけれども、市長としてまずこの事案をどのようにご覧になっていらっしゃいましたでしょうか。
御紙の報道で知ったところでございます。保健所は7月31日付の報道を受けてすぐさま立入調査に入ったということです。その結果、在庫品の中に期限切れの商品は確認されなかったし、それから記録の確認やヒアリングでも、意図的に表示を消すというような行為は全くなかったというふうに確認したと報告を受けております。とはいえ、改めて点検の徹底に加えて、販売時に期限表示の記載があることを確認した後に商品を渡すよう指導を行ったということでございます。
消えたというか記載されていなかったというか、その原因について楽天(球団)の方では消えてしまったというふうに話していらっしゃるのですけれども、保健所でその辺の確認というか調査はされていないのでしょうか。
したようですけれども、これも(担当に)お問い合わせいただければと思います。私が報告を受けたのは、売り子さんの売り方でいろいろ商品が擦れるとか、それから手指消毒でいろいろアルコール等々を使うようですけれども、それらも影響しているのではないかというような見通しについて聞いたところではありました。
2021年に仙台市内の小学校で起きた当時小学1年生の子に対するいじめの件です。先日、教育局次長らが保護者の方に謝罪をするという場がありました。その席上で保護者の方がS-KETを含むさまざまな相談機関に相談したのだけれどもなかなか動いてくれなかったというようなことをお話ししていたのですけれども、市長として個別の案件というよりは全体的な話として、このS-KETが実際機能しているのかどうか、改善すべきところがあるのかといったところの認識をお伺いできればと思います。
保護者の方がそのようにお話しだったのは聞かせていただきました。私といたしましては、S-KETは学校になかなか相談しづらいところも含めて、いろいろな問題を聞いていただく場として、そしてまた調整等々いろいろな形で対応する場になっているというふうに思っているところです。弁護士さんたちも入ってくださっておりますし、専門の方々が常駐した上で相談に応じておりますので、こちらのこのケースについてはなかなかうまくいかなかったのやもしれませんけれども、本市としては、対応はS-KETでも十分にできているのではないかというふうには思っているところです。ただ、その件に関しては、先の学校いじめ調査委員会の調査報告書がございましたけれども、その指摘も踏まえて、今回、保護者の方に面会をした上で、反省すべきところについてしっかりと申し訳なかった旨伝えたのだというふうに思うのですけれども、当時、学校、校長含めて、なかなかそのお子さんや保護者の方の気持ちに届かなかった対応がやはりあったのだろうという報告書でもあります。その件が尾を引いてしまっているところが否めないのではないかなというふうに思っておりまして、そうしたところについて、やはり改めて教育委員会としても反省をした上で、真摯(しんし)に対応するということも重要なのだろうというふうに思っております。
その席上で、教育委員会の方も再発防止策ということで幾つか挙げられておりましたけれども、保護者の方がおっしゃっていたのは、やはり最初の校長の判断に現れてしまうということで、同じようなことが起きてしまうのではないかという心配をされていました。もう少し踏み込んだ、調査に特化したような何か部署を設けるなり対策というのは、今後お考えになるご予定はありますでしょうか。
こうしたケースというのはいろいろなことがあるわけでして、いろいろな子どもたちの成長の過程にあって、学校の中でもいろいろな課題なり問題なりが生じることはあるのだと思います。そのときに教師がどのように対応するのかということについては、学校現場でも研修を重ねているし、また教育委員会としてもいろいろなケースでの学びというのを重ねていって、しっかり反省をした上で丁寧に対処するのだということを言って、現在もそのような方向で職務に当たっていただいているというふうに認識をしております。そういう意味では、個々のケースで最初のボタンの掛け違いが起こることのないように、とにかく徹底をするということに尽きるのではないかと私は思っているところですが、教育委員会としてもいろいろな反省の上でどうするのかということについてはしっかり検討してもらいたいと思います。
先週の地下鉄の一時停止についてお伺いしたいのですけれども、変電所のトラブルで数時間、2回にわたって停止したという経緯があるのですけれども、変電所という根幹でのトラブルや停止について、郡市長はどのように感じていらっしゃるのかということと、施設の老朽化が課題になっていると思いますけれども、その点、更新について進めていく方針というか考えはあるのかお聞かせください。
交通局のその(地下鉄が)ストップした件について詳しい報告を受けておりませんので、この場で申し上げることは控えたいと思います。ただ、地下鉄も開業以来年数がたっています。そういう意味ではさまざまなトラブルが発生し得る状況にあるのはそのとおりだというふうに思っておりまして、日々の点検、そしてまたさまざまな迅速な対応というのに努めてもらっているのだろうというふうに思っているところです。
トラブルの原因についてもまだ調査中というか、まだ報告は受けていらっしゃらないですか。
私のところに報告が上がっておりません。
森林地域で太陽光発電を計画する事業者に環境影響評価を規定する計画段階環境配慮書と同等の手続きを求めるような対策を検討していらっしゃるということで、その狙いについて改めて市長のご見解を伺えればと思います。
やはり計画の早期の段階から自然環境に配慮するということは重要だというふうに思っておりまして、そのためにもやはり森林地域で太陽光発電事業を行う場合には、環境アセスメントでより厳しい対応をすべきであろうということで、今回の検討に入っているところです。
この段階で今の時期に進めるということは、やはり先般あった秋保地域のメガソーラー計画がきっかけだったのでしょうか。
そうですね。大規模な森林伐採を伴う、秋保に代表されるようなこともそうですけれども、それに限らず、本市の豊かな緑を守っていく、これはさまざまな面でとても貴重な財産だというふうに思っておりますので、そういう意味では、森林を大規模に伐採して行われる太陽光発電事業には課題が多いというふうに認識をしているものですから、今回のこのような対応を図っていくのはいかがかということで検討を進めているということです。
要綱で定めるということですけれども、施行する時期というのは今の段階では未定なのでしょうか。
これはやはり環境審議会の議論もありましょうし、またもちろん市議会の皆さま方のご議論もあるということなので、まだですね。
市長の席にある七夕飾りについて、仙台七夕まつりが始まるので、そのPRということなのでしょうか。
はい。職員が配慮して飾ってくれました。今日からいよいよ仙台七夕まつりが始まります。東北の夏祭りは、既に青森のねぶたを皮切りに始まっているところですけれども、いよいよ東北の夏のお祭りを締めくくる仙台七夕まつりが今日からだということで飾ってあるということです。
仙台七夕まつりも始まりますので、それに向けた期待というか、歓迎の何かコメントをいただければと思います。
昨日、恒例の仙台七夕花火祭も開催されました。雨がちょっと心配されましたけれども、雨も降らず、とても風もいい感じで吹いていて、大輪の花火1万6,000発、多くの方々にご覧いただけたと思います。45万人の方々が楽しんだということでしたけれども、今年の七夕まつりは曜日の並びがウィークデイばかりなので、お仕事をなさっている方はなかなかご覧になりにくいかもしれませんけれども、ぜひお昼休みあるいは残業をなさらずに早めにお帰りになって、その足で市内の皆さま方にはご覧いただきたいと思いますし、また観光客の方々も大勢おいでだと思います。ぜひ、それこそ世界に誇れる日本一豪華けんらんな仙台七夕をお楽しみいただきたいと思っています。
仙台市長 郡 和子
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