令和6年8月6日

 

8月に入りまして梅雨明けも発表され、連日30度を超える大変暑い日が続いております。今日は熱中症予防に係るお願いをさせていただきます。

昨年の夏も非常に暑かったところですけれども、昨年は熱中症による救急搬送件数が過去最多を記録いたしまして、大変厳しい状況でした。今年も熱中症による搬送者数は例年に比べ高い水準で推移しております。救急搬送のひっ迫が懸念されるところです。今年の暑さは長引くとの予報もございまして、熱中症のリスクの高い日が続くことが心配な状況です。

熱中症は適切な予防行動で防ぐことができます。熱中症を防ぐポイントはこちらの6つ（PDF：374KB）です。こまめに水分を摂る、適量の塩分を補給する、帽子や日傘を着用する、保冷剤などで体を冷やす、無理をしない、我慢しないでエアコンをつける。このほか、通気性の良い衣服の着用なども効果的でございます。

消防局からも話を聞きましたけれども、高齢者の方の中にはエアコンを使用せずに、暑い室内から救急要請される方もいるということです。また、高齢の方のみならず、小さなお子さんや障害のある方も注意が必要です。市民の皆さまにはご家族の方などへもお声がけをいただきまして、皆さんで熱中症の予防に取り組んでいただきたいと思います。

本日からは仙台七夕まつりも始まります。市内外から沢山の方々にお越しいただいておりますが、せんだいクーリングシェルターも開設しておりますので、ぜひご利用いただきながら、体調管理に気を付けて、この夏を乗り切っていただきますようお願いいたします。

 

仙台市長　郡　和子