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更新日:2020年1月30日
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南麻布にある韓国大使館の周辺、仙台坂の南側一帯は、江戸時代、仙台藩の麻布下屋敷が設けられていた場所です。天保12年(1841年)に仙台藩が幕府に提出した資料によると、その敷地面積は21,293坪余と、芝口上屋敷の25,819坪余に並び広大なものだったようです。現在では、大きな邸宅が立ち並ぶ閑静な住宅街に変貌を遂げ、当時を偲ぶものは見当たりませんが、品川下屋敷と同様、屋敷に隣接していた坂道が今でも「仙台坂」としてその名を留め、品川区及び港区のご尽力により設置された「仙台坂」の名の由縁を記した標識が、通る人々にその歴史を静かに伝えています。
坂の下にあるオープンカフェ「cafe kariz(カフェカリーズ)(外部サイトへリンク)」の地下には、400年前から現在に至るまで絶えず地下水が湧き続ける井戸(湧水井)があり、店内にあるガラス張りの床から直接見ることが出来ます。お店ではこの地下水を特殊な浄化装置で汲み上げ、飲料水やコーヒーなどに使用。口あたりもまろやかで美味しいお水がいただけます。
店内にあるガラス張りの床から井戸をのぞくことができます
「仙台藩麻布下屋敷跡(仙台坂)」フォトギャラリー(PDF:358KB)
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