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更新日:2023年3月28日
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若林区木ノ下の陸奥国分寺境内に建つ「陸奥国分寺鐘楼堂」について、3月27日(月曜日)、本市教育委員会で審議が行われ、新たな市の文化財として指定することを決定しました。有形文化財(建造物)が仙台市指定文化財となるのは約26年ぶりです。
(1)指定名称 陸奥国分寺鐘楼堂(むつこくぶんじしょうろうどう)
(2)所在地 若林区木ノ下3丁目(陸奥国分寺境内)
(3)建築年代 室町時代後期
(4)規模・形式 木造、桁行3間(下層5.0メートル)、梁間2間(下層3.8メートル)、袴腰付き、入母屋造銅板葺
(5)特徴
室町時代後期に建築され、江戸時代初期の伊達政宗による大規模な修理を受けて引き継がれた袴腰付き鐘楼。古い部材が残るなど保存状態が良く、全国的にも類例の少ない形式を持つ。仙台市内において、中世にさかのぼる建造物は類例がなく、市内現存最古の木造建造物として貴重である。陸奥国分寺の中世からの歴史を伝える重要な建造物と評価できる。
(6)その他
平成7年9月 仙台市登録有形文化財に登録
令和元年4月~令和4年3月 解体修理
令和5年3月(今回) 仙台市指定有形文化財に指定
陸奥国分寺鐘楼堂
市指定文化財 116件(有形文化財86件、うち建造物18件)
今回の議決を受けて117件(有形文化財87件、うち建造物19件)になる予定です。
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