定禅寺通エリアでは、「勾当台・定禅寺通エリアビジョン」（令和3年5月、本市策定）や「定禅寺通エリアまちづくりビジョン2030」（令和4年3月、定禅寺通活性化検討会策定）の下、官民連携でエリアの活性化に取り組んでいます。
本市では、公共空間を活用したにぎわいや交流の創出などの取り組みをより一層促進するため、定禅寺通の道路・公園空間の再整備を進めることとし、このたび、その方向性や考え方、整備概要、整備スケジュール等を示す「定禅寺通再整備方針」を策定しました。

方針の概要

対象路線

市道定禅寺通線（約0.71km）

再整備の方向性

2つの方向性の下、本市のシンボルであるケヤキ並木を継承しながら、車線削減を伴う道路空間再構成を実施します。

1. 歩行者が安全・快適に通行・滞在でき、豊かな時間を過ごすことができる「ひと中心の空間」への転換
2. 利活用しやすい広い空間・設備が整った、多様なアクティビティが生まれる環境づくり

再整備の主な内容

1. ケヤキは現位置で保存、ケヤキの生育環境に配慮
2. 車線削減を行い片側2車線化（一部片側1車線化）
3. 交差点形状の変更（スクランブル化等）
4. バスベイ、タクシー乗場、停車・荷捌(さば)きスペースの設置
5. 車道上に自転車専用通行帯を整備
6. 歩道及び中央緑道における滞在・利活用空間の拡大・整備
7. 照明、イベント用電源・給排水設備等の整備　　など

再整備のスケジュール（予定）

• 令和5年度：測量・調査・設計
• 令和6～9年度：工事

※今後のケヤキの根の調査結果や関連事業との調整等により、スケジュールが変更となる場合があります。

方針の閲覧方法

市政情報センター、宮城野区・若林区・太白区情報センターで閲覧できるほか、市ホームページ「定禅寺通再整備方針」でも公開します。