泉区
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更新日:2022年3月28日
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七北田宿は、1623年(元和9年)に伊達政宗公の命により開かれました。宿場は、街道を往来する幕府や大名の公用などのために人馬を次の宿場へ送る伝馬を担う大事な場所です。現在の市道七北田幹線1号線沿いに位置していました。
藩祖である伊達政宗公は、仙台城の築城、城下の町割りが一段落した後に、従来使われていた秀衡街道に代わるものとして街道の「直線化・平地化」整備を行って新たに奥州街道を開きました。奥州街道は参勤交代にもよく使われ、1623年(元和9年)に本七北田(野村)にあった駅を移して宿場町「七北田宿」としました。宿場は荷物を次の宿に継ぐための場所で、宿や店・休憩施設があり、市も開かれたため、周辺の村から人々が集まり賑わいのある宿場町でした。
宿場の出入り口には木戸が設置されており、七北田宿には、南は善正寺付近、北は浄満寺付近にあったとされています。2023年(令和5年)で開宿400年になります。
七北田宿の様子(明治時代後期)「仙台領奥州街道絵図」より
地下鉄泉中央駅徒歩約10分(市道七北田幹線1号線沿い)
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