泉区
ページID:16444
更新日:2019年8月2日
ここから本文です。
根白石下町裏に造られた約50mもの堰で、川幅が広く河水の多いときの流れは壮観です。
新堰により取水された水は、かつては根白石村をはじめとする7ケ村入合用水として使われていた。堰堀(水路)は延20数Kmにも及び、七北田野山(将監団地)の将監堤でまで続いている、泉区最大の水路となっている。長い水路の途中には、根白石銅谷・村崎の両奥地から流れる八沢川があり、実沢から野村方面には地上水路では通水が難かしいことから、八沢川西側から東側へ水を通すために、深く潜穴を掘って噴上げ通水を考えたと思われます。この噴上げ通水を可能にした隧道堀削は、まれにみる巧みな工法で、元禄年間に品井沼(松島町)の干拓工事を行った大越喜右衛門が設計したものといわれています。(宮城郡誌より)
新堰は元々は石積みでできていましたが、災害に遭うたびに修復され現在の姿は平成16年に竣工したものです。
新堰から泉ケ岳を望む
新堰 泉区根白石字下河原
地下鉄泉中央駅発 市バス根白石方面行根白石小学校前下車 徒歩3分
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.