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更新日:2023年12月28日
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ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起すことがあるため注意が必要です。
百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がでます。熱は通常出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こします。乳児では命を落とすこともあります。
口から入ったポリオウイルスは咽頭や小腸の細胞で増殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は症状がでず、一生抵抗力が得られます。症状がでる場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染が広まり、麻痺を起こすことがあります。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は、かぜ様の症状があり、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、感染した人の中で、約1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こします。
※これまで単独の不活化ポリオワクチン又は生ポリオワクチン、三種混合ワクチンを接種された方で、必要回数をまだ接種されていない場合の接種の完了方法については、厚生労働省サイト(外部サイトへリンク)をご確認下さい。
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉の強直性けいれんを起こします。最初は口が開かなくなるなどの症状が気付かれ、やがて全身の強直性けいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。
(標準的な接種年齢:生後2か月の月誕生日の前日から1歳の誕生日の前日まで)
※百日せき・ジフテリア・ポリオ(急性灰白髄炎)・破傷風のいずれかにかかったお子さんも
四種混合ワクチンを使用することが可能とされています。
(標準的な接種間隔:20~56日までの間隔をおいて3回)
(標準的な接種間隔:1期初回終了後12~18月までの間隔をおいて1回)
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
※予診票・個人票をお持ちでない場合には、接種当日に医療機関にてお渡しいたします。
また、お問い合わせ先窓口にて母子健康手帳を確認の上、事前に予診票・個人票を受け取ることもできます。
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