安全を確認する
- 傷病者の救助の前に、自らの安全確保を優先します。
- 誰かが突然倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見した場合には、まず周囲の安全を確認します。
- 車が通る道路などに人が倒れている場合や室内に煙がたち込めている場合などは、特に気を付けます。
反応を確認する
傷病者の肩をやさしくたたきながら「大丈夫ですか」または「もしもし」と大声で呼びかけて、反応があるかないかをみます。
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ポイント
- 呼びかけなどに対して目を開けるか、なんらかの返答または目的のあるしぐさがなければ「反応なし」と判断します。
- けいれんのような全身がひきつけるような動きは「反応なし」と判断します。
- 反応があれば、傷病者の訴えを聴き、必要な応急手当を行います。
- 反応があるかないかの判断に迷う場合、またはわからない場合も心停止の可能性を考えて行動します。
新型コロナウイルス感染症流行期の対応
- 自分がマスクを正しく着用していることを確認します。
- 人数に余裕があれば、通報や救命処置をしない人が部屋の換気をします。
- 大人数で密集しないようにします。
- 自分の顔を傷病者の顔に近づけないようにし、大声で呼びかけながら、肩をやさしくたたき、反応を確認します。
119番通報とAEDの手配へ