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更新日:2023年10月20日
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人工呼吸
- 気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。
- 自分の口を大きく開けて傷病者の口を覆って密着させ、傷病者の胸が上がるのが見てわかる程度の量の息を約1秒かけて吹き込みます。
- いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます。
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人工呼吸(新型コロナウイルス感染症流行時)
ポイント
- 2回の吹き込みで、いずれも胸が上がるのが目標ですが、もし、胸が上がらない場合でも、吹き込みは2回までとし、すぐに胸骨圧迫を再開します。
- 人工呼吸をしている間は胸骨圧迫が中断しますが、その中断時間は、10秒以上にならないようにします。
- 吹き込みを2回試みても胸が1回も上がらない状態が続く場合は、胸骨圧迫のみの心肺蘇生を行います。
- 傷病者の顔面や口から出血している場合や、口対口人工呼吸を行うことがためらわれる場合には、胸骨圧迫のみの心肺蘇生を行います。
- 感染防護具(一方向弁付きの感染防止用シートあるいは人工呼吸用マスク)を持っていると役立ちます。
新型コロナウイルス感染症流行期の対応
- 成人に対しては人工呼吸を行わず、胸骨圧迫のみを行います。
- 乳児・小児に対しては人工呼吸の訓練を受けたことがあり、人工呼吸を行う意思がある場合に限り、人工呼吸と胸骨圧迫をどちらも行います。
- 人工呼吸を行う場合、お互いのマスクを外し、人工呼吸用の感染防護具があれば使用して行います。
- 人工呼吸を行うことにためらいがある場合は、胸骨圧迫のみを行います。
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