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更新日:2023年10月20日
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気道異物の除去【乳児の場合】
- 気道異物による窒息と判断した場合には、直ちに119番通報を周りの人に依頼し、異物の除去を行ってください。
- 反応がある場合には、背部叩打法と胸部突き上げ法を、異物が取り除けるか、反応がなくなるまで繰り返します。
背部叩打法
- まず、救助者の片腕の上に乳児をうつぶせに乗せ、片方の手で乳児のあごをしっかり持ち、頭部が低くなるような姿勢にします。
- もう一方の手のひらの付け根で、背中を力強く数回連続してたたきます。
胸部突き上げ法
- 救助者の片腕の上に乳児の背中を乗せ、手のひら全体で乳児の後頭部をしっかり支えながら、頭部が低くなるよう仰向けにし、もう一方の手の指2本で、両乳頭を結ぶ少し足側を目安とする胸骨の下半分を力強く数回連続して圧迫します(心肺蘇生の胸骨圧迫と同じ要領です)。
ポイント
- 乳児には、腹部突き上げ法を行ってはいけません。
- 反応がなくなった場合は、乳児の心肺蘇生の手順を開始します。
- 救助者が一人の場合は、まず自分で119番通報し、AEDが近くにあれば取りに行き、心肺蘇生を行ってください。
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