太白区
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更新日:2024年10月22日
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春から夏にかけて、ある日突然に庭先や軒下などに小さなハチが群らがって、ハチのかたまりが出来ていることがあります。これは分蜂といい、ミツバチの巣分かれのことです。
ミツバチの分蜂
(仙台市内で撮影 左:個人宅庭木 右:個人宅灯篭)
ミツバチが巣の数を増やすために、古い女王蜂が巣の働き蜂の半分を連れて引っ越しをしている最中なのです。新しい営巣場所を探すために一時的に群れている状態なので、引っ越し先が見つかれば数日~一週間ほどでいなくなってしまいます。
小さなハチがたくさん群れているので見た目が悪く、気持ち悪い、怖いと感じるかもしれませんが、特に人に危害をあたえたりするものではありません。最近ミツバチも減ってきていますので、保護のため、むやみに駆除を考えず見守ってください。
Q 刺されたりしないのですか?
A 分蜂中のミツバチはお腹に蜜をたくさん抱えているためおとなしいのです。ミツバチを握ったり、群れているかたまりを直接追い払ったりしなければ、攻撃してくることはありません。
Q なかなかいなくならないのですが?
A 雨の日や気温が低い日が続く場合やなかなか引っ越し先が見つからない場合など、移動するまでに時間がかかることもあります。
Q このまま巣を作ったりはしませんか?
A 基本的にミツバチは風雨が入らない場所に巣を作ります。木の幹や軒下などの開放された空間にそのまま作ることはほとんどありません。
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