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更新日:2016年9月20日
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国内外から寄せられ続けている皆さまの温かい支援の数々。
私たちは、こうした支援を力に、ふるさと「杜の都・仙台」を取り戻し、今まで以上に、安全・安心で希望に満ちた仙台の街を作り上げていくため、ともに前へ歩んでいきます。
ベガルタ仙台とモンテディオ山形による「みちのくダービー」が、1万9千人のサポーターで超満員になったユアテックスタジアム仙台(泉区七北田)で開催。「東北最強」を賭けた意地の戦いは、2対1で我がベガルタが勝利しました。
宮城の希望の星となるためのベガルタの戦いはまだまだ続きます。
〈熱い応援の仙台サポーター〉
〈県境を越えて来た大勢の山形サポーター〉
3月12日に予定されていたホーム開幕戦の前日に震災が発生し、その後Jリーグは中断。ベガルタはホームスタジアムも、クラブハウスも大きな被害を受けましたが、関係者の努力により、4月29日に無事ホーム開幕を迎えることができました。スタジアムの照明設備が破損したため、ナイトゲームが可能となったのは、7月13日のことでした。
ベガルタの選手、スタッフ、サポーターはもとより、Jリーグのライバルチームとそのサポーターなどによって展開された多数の被災地支援活動。サッカーを通じて培われてきた温かな人と人の絆は、私たちを大いに元気づけてくれています。本当にありがとうございます。
第22回を迎える「広瀬川灯ろう流し-光と水とコンサートの夕べ-」が若林区の広瀬川河川敷で開催されました。
3千個の灯ろうが川面を彩りながら静かに流れていく中、先祖や故人、今回の震災で亡くなられた方々への思いを胸に、たくさんの市民が黙とうをささげていました。
ステージでは、仙台南高校、常盤木学園高校、宮城三桜高校高によるコンサートも行われました。
仙台市では、仮設住宅にお住まいの皆さんの孤立を防ぎ、生活再建を支えるために、6月から「安心見守り協働事業」をスタートさせています。
この事業は、一般社団法人パーソナルサポートセンターが行うもので、「絆支援員」が2人1組で仮設住宅を一軒一軒訪問し、入居者と言葉を交わしながら、行政やさまざまな団体への橋渡しをします。
現在は、18人の絆支援員があすと長町街区と宮城野区内のプレハブ仮設住宅を中心に訪問活動を行っています。今後は人員を増やし、訪問範囲を広げていく予定です。
〈絆支援員は、社会福祉や行政の支援制度などについて、10日間の研修を受けてから活動します〉
天気にも恵まれ、予想を大きく上回る203万人(3日間)の人出となりました。特別な意味合いを持った今年の七夕まつりは、「復興と鎮魂」をテーマに開催。
国内はもとより世界中から寄せられたたくさんの折鶴や短冊が美しく飾られ、世界中の祈りと願いが一つになったお祭りとなりました。
〈夜も人通りが絶えない一番町〉
〈小中学生が折った折鶴でつくった七夕飾り〉
〈短冊に願い事を書く子どもたち〉
〈浴衣姿で祭りを楽しむ若者たち〉
〈全国から寄せられたたくさんの短冊〉
〈鹿児島県姶良市から〉
〈徳島県の幼稚園から〉
〈ドイツから〉
〈国際姉妹都市・レンヌ市から〉
〈観光姉妹都市・徳島市からは阿波踊りが応援に〉
〈京都市からは祇園祭のお囃子が応援に〉
〈福岡市からは博多どんたくが応援に〉
〈南三陸町の避難所の皆さんが作った吹流し〉
〈アニメ戦国BASARA・伊達政宗公の吹流し〉
「APEC民間部門における緊急事態の備えワークショップ」が、ホテルモントレ仙台を会場に開催されました。
18カ国・地域の政府関係者や企業経営者など100人を超える方々が参加し、企業の防災強化などについて議論しました。仙台市内の被災企業からは、震災からの事業再開の実例が報告されました。仙台市でのAPEC関連の国際会議の開催は、昨年9月の日本APEC第3回高級実務者会合に続き、2度目となります。
自衛隊による災害派遣が8月1日をもって終了し、宮城県から撤収することとなったため、仙台市による感謝式を行いました。
陸上自衛隊第22普通科連隊はじめ、全国の自衛隊の皆さまには、人命救助や物資輸送、生活支援など様々なご支援をいただきました。これまでの自衛隊の皆さまの勇気ある頼もしい活動と温かな支援は、私たちに大きな希望と元気を与えてくれました。
〈勾当台公園市民広場に集まった自衛隊の皆さま〉
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