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更新日:2016年9月20日
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国内外から寄せられ続けている皆さまの温かい支援の数々。
私たちは、こうした支援を力に、ふるさと「杜の都・仙台」を取り戻し、今まで以上に、安全・安心で希望に満ちた仙台の街を作り上げていくため、ともに前へ歩んでいきます。
津波被害を受けたガス局港工場に、震災後初めて、都市ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)を積んだタンカー「アマンセンダイ」がマレーシアから到着しました。
震災後は、新潟からのパイプラインで天然ガスを運んで、市内に都市ガスを供給していましたが、今後は、震災前と同様のLNGとパイプラインによる二系統の供給体制が整い、一層の安定供給が可能となります。
〈入港を祝い市長から船長へ花束を手渡した〉
〈配管の基礎を強化するなど津波対策が施された〉
〈被災直後のガス局港工場の様子.3月18日撮影〉
紅葉が遅れていた定禅寺通のケヤキ並木もようやく秋の装いに。来月から始まる「SENDAI光のページェント」に向けて、LED電球の取り付けの準備も始まっています。
今年の光のページェントは、LED電球55万個すべてが津波で流されたため開催が危ぶまれていましたが、関係者の懸命な努力により、開催にこぎ着けることができました。全国から温かな支援があり、表参道イルミネーション実行委員会からはLED6万個の提供をいただきました。
12月2日、「光の和、想いをひとつに!」のスローガンのもと、復興への希望の灯がともされ、ケヤキ並木は大きな光のトンネルに姿を変えます。
〈大倉ダムから大倉川を望む〉
仙台の中心部から西へ40分ほど車を走らせると仙台の奥座敷・作並温泉があります。
作並温泉は、721年に僧・行基が奥州の地を巡湯していた時、仏法僧の鳴き声に誘われて深い森の斜面を降り立ち広瀬川の川底に湧く湯を発見し、これを仏の導きとしてその効能と湯浴みの仕方を広く人々に教えたとされ、今も「美女づくりの湯」として親しまれています。
その作並温泉の周辺には豊かな自然が広がり、いつもより少し遅い秋の訪れに、今紅葉の盛りを迎えようとしています。
〈広瀬川・鳳鳴四十八滝.遠くに見えるのは鎌倉山〉
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