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更新日:2016年9月20日
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これから農業の現地を訪問する予定を入れていますが、“過ぎたるは及ばざるが如し”かと思いますが、農業現場にいらっしゃる方のお話を伺うと、暑いのは米にとってとてもいいことだが、暑さが続きすぎることによる稲作への弊害があると聞いています。
今年のように記録的な暑さになると、どの程度の弊害が出るのか、もみになってみないと分からないといいますので、それが一番気掛りです。
私もその辺は分かりませんが、暮らしてみての実感ですが、仙台の場合、いつもは海から風が朝夕吹いてくるのが、今年はいくら窓を開けても風が入ってきません。風がないというくらいに高気圧が張り出しているのではないかと思っています。気象学的に正しい状況なのかは分かりませんので、勉強したいと思いますが、ただ蒸し暑い、風がない、これが非常に耐えがたい状況に感じます。
国としては一定の判断の基準があって、緊急指定を継続するまでではないとのお考えを今回示されたかと思います。私が街中のタクシーの状況を見る限り、一部で3Way(※)などをやっていますので、タクシーに起因する道路混雑などは一時期ほどではないとは思いますが、駅前や深夜帯の国分町を中心とした都心部の台数の多さを考えますと、仙台のタクシーの問題、それに起因する交通事情の問題はまだまだ楽観できるまでにはなっていないと思います。
従って私としては地域交通の観点からも、これまで協議会でいろいろ一緒に対策等を考えてきたタクシー協会や仙台市、また、今日も電話でお話をさせていただいた県警本部長・県警、東北運輸局にお集まりいただいて、指定が解除されることで、これまでの取り組みがなし崩しになってしまうことを一番恐れますので、地域としてこれからどのように取り組んでいくのがいいのか、しっかりとお互いの知恵を出し合いながら、少しはよくなってきた兆しが見られますので、さらに改善に向けていけるような方策を考えていきたいと思いますし、取り組んでいきたいと思います。
タクシーの減車はある程度お願いをし、話も深まってきましたが、それぞれ会社の事情があるということは存じています。一方的に減らす話をしていてもタクシーの問題は難しいところもあると思いますので、何とかタクシーをより効果的な街の交通手段として使っていくための新しい需要を、我々も少し知恵をしぼって考えてみたいと思います。
これまでも福祉タクシーや観光タクシーなどをやってきましたが、それらの可能性をさらに深めていくとか、時間的にほかの交通機関の利用が難しくタクシーを使わなくてはならないところとの連携、具体的には深夜に青葉山などの大学で実験が終って帰られる方のタクシー需要があると聞いていますので、それらも念頭に入れながら会議の中で少しお話し合いを深めていければと思っています。
APECについては、これまでもAPEC仙台開催支援協議会にタクシー協会にも入っていただいて、海外から来られた方へのサービス向上という点で、例えば指差しボードのように外国語が堪能でなくても、それをお示しすることによってコミュニケーションを円滑にしたりということでご協力いただくことになっています。APECにお出でいただく方にきめ細やかな対応で仙台を満足していただけるように進めていきたいと思います。
また、交通安全については県警の本部長もAPECに向けてご指導やシミュレーション、訓練などを実施していますので、万全の準備でAPECを迎えたいと思います。
3Wayについては、交通の混乱や駐車待ちの車列に対しては一定の効果が上がっていると思います。ただ、トータルの台数が多いので列が長く伸びてしまっている問題はありますが、全体のタクシー需要を起こしていかないと、列だけを規制しても難しいところがあると思います。具体的には4者の会議の中で今後の方法について見極めていきたいと思います。
3Wayと減車の目標を連動させているわけではありませんので、必ずしも3割達成まで続けるという合意をしているわけではありません。3割はなかなか厳しいハードルだと思いますので、当面は今の1割からどこまで上げていけるのかは、民間の方のご理解、ご努力にもよりますので、そこはじっくりと構えながらいきたいと思います。
なるべく早い時期にと思っています。こちらから東北運輸局やタクシー協会にお願いしたいと思っています。
申し入れ書という形でお尋ねをいただいています。これまでも皆様にご説明してきた中で、アンパンマンこどもミュージアムのお尋ねの件については、過去に違法性があったということではありません。適法に進められてきたと承知しています。
ただ、いつがどうだったかとか、議会でどうだったかについては、こちらでまとめて回答したいと思っています。
新しい鉄砲町をつくる会の皆様とはこの間、事務方としてこれからのまちづくりにどのようなご要望があるのか、私どもがどのように考えてやってきて、これからどういうことをご一緒にできるかを、いわゆる勉強会で、正式な数は把握していませんが、今年度に入って少なくても5、6回以上はお話をさせていただいているという経過があります。ご説明が足りないということとは少し違うのではないかという感じはします。
今いろいろとお尋ねをいただいている皆様もございますし、またそれ以外の地権者の方々や町内会など構成されている方々がいらっしゃると思います。現在いろいろなお尋ねを持って市とかかわりを持とうとしている方はもちろんですが、これまであまりお声が聞こえてこなかった方などが、どうお考えなのかということをしっかりと市で聞いて、地域全体として何か共通のまちづくりのイメージや方向性を共有できるような掘り起しも必要ではないかと思います。
住民の皆様にアンケートをするとか、いろいろ方策は考えなければならないと思います。
現時点では具体的にこれというふうにイメージを固めるところまではいっていません。
まだ、特に仙台市だけで特区という形は考えていません。
深夜の国分町地区における客待ちタクシーの違法駐停車に起因する道路混雑や通行の安全性低下の改善を図るため、午後10時半から翌午前3時まで、タクシー乗り場を定禅寺通(東進、西進)、広瀬通(東進)に集約し、乗り場に続く3ルートをタクシーの待機レーンとしてタクシーを送り込む取り組み。各乗り場までの円滑な車両供給を確保することで、二重駐車の解消を図ります。
平成22年8月31日 仙台市長 奥山 恵美子
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