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更新日:2016年9月20日
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昨今、全国各地の自治体において、「100歳を超える所在不明の高齢者の戸籍が残されている」という状況が相次いで報告されております。こうした事態を踏まえ、本市では、市内に本籍を有する100歳以上の方で、所在が不明となっている方を把握するため、全数調査を実施することとしましたので、お知らせいたします。
本市では、現在、平成24年9月を目指して戸籍の電算化に取り組んでおりますが、現状では戸籍を紙で管理しているため、100歳以上などの要件で対象者を抽出するには、33万5千件ほどの戸籍に記載されている約95万6千人すべてについて、手作業で確認しなければなりません。
こうした若干の困難はございますが、今回、所在不明の高齢者の戸籍が残っていることが相次いで発表されている事態は、市民の皆様の戸籍制度への信頼を揺るがす大きな問題であると判断し、このたび調査を指示いたしたものでございます。
なお、本市では政令市移行の際に、すべての戸籍を点検し、100歳以上の所在不明の高齢者の調査をしているところですが、その後の時間的な経過を踏まえ、今回改めて全数調査を行うものでございます。
調査手法等の詳細につきましては、現在、担当部局で早急に詰めているところでございます。
平成22年8月31日 仙台市長 奥山 恵美子
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