ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > 二ホンアナグマの1日(2025年2月21日)
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
よくニホンアナグマの展示場前から「なんかいる」、「見えないね」という声が聞こえます。
そこで今回はニホンアナグマがどのように1日を過ごしているのかご紹介します。
当園で飼育しているニホンアナグマは「シン」という愛称で性別はオスです。
見た目ではとなりにいるハクビシンと似ているので見間違う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ハクビシンは顔の真ん中に白い筋があり、鼻先がピンク色、尾が長いのに対し、ニホンアナグマは目の周りに黒い模様が縦に入り、鼻が黒色で大きく、尾が短いのが特徴です。
「穴熊」という名前の通り穴を掘るのが得意です。
フェンスを登る「シン」
開園前の朝、飼育員が寝室にいる「シン」のもとに向かうと巣箱から出て放飼場の出入口前で待機しています。
放飼場の出入口を開けると勢い良く外に出てすぐにドックフードが入っているおもちゃを見つけ、転がして食べています。
おもちゃから出てくるフードを食べている「シン」
暖かい日の日中は土の上で丸まって日向ぼっこをしたり、穴を掘ったりして過ごしています。
寒い日は土を掘って作った穴の中に隠れて姿が見えないこともあります。
陽に当たって寝ている様子
夕方近くになると飼育員が餌を設置するため、「シン」は扉の前でスンスン鼻音を鳴らしています。
鼻音を鳴らしている
閉園時間になると一目散に寝室へ戻り大好きな餌を食べ始めます。
食べ終わったあとは巣箱に入り、しばらく手を舐めています。
来園した際はぜひ、日向ぼっこやおもちゃで遊ぶ「シン」を観察してみてください。
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電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159
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