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We Know SENDAI
ページID:35631
更新日:2024年10月22日
株式会社オプト
仙台テクノロジー開発部
部長
野坂 悟史 氏
オプトグループは1993年創業です。当初はファクス及びテレマーケティングを手掛けており、1997年にはeマーケティング事業に進出しました。2000年に日本の広告業界では初めて広告効果の可視化の重要性を提唱し、インターネット広告の効果測定ツール「ADPLAN(アドプラン)」をリリースしました。現在に至るまで、お客様の抱えるマーケティング課題に対して、デジタルを軸とした解決策のご提案・施策実行・検証・リプランニングまで、お客様の持続的な成長を実現するための支援をしております。
常にお客様と向き合い、並走するスタイルは高い評価をいただいています。また、2016年には東京と仙台の開発部に在籍するエンジニアが結集した「オプトテクノロジーズ」(https://www.opt.ne.jp/opttechnologies/(外部サイト))を発足。エンジニア自身による自治や組織改善を行い、絶えずアップデートしながら、アドテクノロジーを中心としたプロダクトの開発を行っています。同ページから弊社に興味を持ち、入社したメンバーも少なくありません。
10数年前からオプトは仙台にオフィスを構えていたものの、2011年に仙台で縁のあった開発会社がオプトグループに結合したことを契機として、開発部門の仙台ラボラトリ(仙台テクノロジー開発部オフィスの呼称)がスタートしました。当時、オプトはオペレーションのテクノロジーによる自動化・効率化に課題を抱えており、開発ノウハウのある組織と協働することは急務でした。今ではオプトの一部として仙台ラボラトリは動いていますが、東京にほど近く、東京本社と同じ条件で働くこともでき、オペレーションテクノロジーに取り組むのにふさわしい場所だと感じています。仙台ラボラトリでは社内向けに大小合わせて10ほどのシステム開発と運用を行っており、社内の作業効率改善に大きく貢献しています。システムには詳しくない社員からも様々な要望が出てきますが、その要望に合わせた仕様で開発するだけでなく、要求の変化にも柔軟に対応する誠実さや技術力は、社内でも定評を得ています。仙台市には研究開発のための助成金など様々な支援をしていただき大変感謝しています。また、日本最大のイノベータを目指す学生向けハックイベント「JPHACKS」にも協賛し、「仙台、宮城、東北のITを盛り上げていきたい」という思いから地元企業4社と共に企業団体「タガヤス」(https://www.facebook.com/tagayasclub/(外部サイト))も運営しています。東北大学など国内でも高いレベルの大学を卒業し、本当は東北地方に留まりたいと思いながらも首都圏で就職してしまう多くの学生の皆さんに「タガヤス」を知ってもらいたいです。そして、地元就職につながるきっかけづくりに貢献できればと思っています。現在はテクノロジー開発部門に12名が在籍し、UIJターン組も含め東北地方出身者が多いです。職務内容や評価基準などは東京本社と同じ裁量が与えられており、勉強会などを通じてエンジニア同士の交流もあります。地方都市特有の豊かな自然の中で生活をしながら、最先端の技術を活かして働ける最適な環境にあります。
仙台にいても、いわゆるモダンな開発技術を活かしてできることはたくさんあります。「東京に行かないと新しい技術に触れられない」ではなく、仙台でもできる環境はあるので、不本意なまま東京などの首都圏へ就職していく学生や、「仙台に戻りたい」と考えている人たちの受け皿になりたいですね。ITの技術は世界各地で日々進化しており、場所を問わず仕事ができる環境にあります。新しい技術を取り入れ、仙台発信で新しいサービスを展開することが仙台オフィスの目標の1つになっています。食べ物が美味しいことはもちろん、豊かな四季が感じられ、心にゆとりを持って生活できる仙台は、自分のやりたい分野で高みを目指していける場所だと感じています。
(2018年1月22日取材)
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