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ページID:46247
更新日:2023年2月22日
SBI損害保険株式会社
損害サービス本部 損害サービス第5部長
今井 祐一 氏
当社はSBIグループの中のダイレクト型損害保険会社になります。2007年12月に損害保険事業の免許を取得し、2008年1月から損害保険サービスを提供。主力商品は自動車保険になっています。当社ではデジタル戦略を駆使し、新たな顧客体験に取組むとともに、新聞やテレビといったマス広告を極力利用しない営業活動を展開。高額なマス広告費用を省くことでリーズナブルな保険料体系を実現し、グループ会社がインターネット創成期から培ってきたインターネット金融事業に関する多様なノウハウと経験が強みとなっています。これまでに100万件を超える契約をいただくなど、ダイレクト型損害保険の強みである競争力の高い保険料体系を追求し、顧客基盤を拡大しています。
仙台損害サービスセンターは2018年8月から稼働しています。設立した背景には契約件数の増加があります。自動車保険の契約が増えることで、加入されている方への事故対応も増加。損害保険サービス部門を拡充する必要がありました。サービスの拡充にあたっては、人員の補充が不可欠でしたが、それまで拠点を置いていた東京や大阪といった大都市圏では人材の確保が難しい状況になりつつあり、仙台への進出を考えました。人口が多いので比較的スムーズに人材確保ができるのではないか、という期待もありました。もう1つの理由はBCP(事業継続計画)です。仙台と同時期に福岡にも拠点を構えましたが、関東と関西の他に、東北と九州に拠点を設けることで、どこかの拠点で自然災害などによる万が一の有事が発生しても、他の拠点でカバーしていくという意味も持っています。設立準備の段階から採用活動を行ってきましたが、面接にいらっしゃる方々の質の高さには驚かされました。業務に取り組む姿勢も真摯で真面目で粘り強いなど、採用当時の第一印象と全く変わることなく、非常に満足しています。東北の方々は知識を高めることを好む傾向が強いので、損害保険の知識を深められる当センターの業務内容とマッチングしていると考えています。損害保険サービス部門は常に質の高いサービスの提供を求められていますが、設立間もない仙台オフィスが同部門を牽引する立場になりつつあります。事故対応したお客さまからの感謝やお褒めの言葉も多いですね。仙台市からは補助金をはじめ様々な支援を受けており、非常に感謝しています。唯一困っていることは順調すぎて、オフィスの面積が足りなくなっていることぐらいですね(笑)。同時期に開設した福岡の約2.5倍に当たる、地元採用の50名が働いているとおり、仙台は優秀な人材を安定して確保していけることが大きな魅力になっています。
設立から現在まで非常に順調に推移していることもあり、今後は仙台の規模拡大を考えています。大阪のオフィスが100名体制なので、同程度の規模にはしたいですね。現在、損害保険サービスは拠点ごとに、お客さまの事故対応を行っており、仙台では北海道、東北六県、北関東の一部を担当していますが、規模拡大に伴い、首都圏など、担当範囲の広域化も視野に入れています。グループ会社では仙台銀行さまなどと協同店舗を展開していますので、地域活性化の一助になることも願っています。仙台は閑静なオフィス街を形成しているなど、仕事をするうえでの環境が良好なことはもちろん、人柄の良い人が圧倒的に多く、住みやすさも感じています。東京で働いている宮城県出身者も全員が仙台に戻ることを希望していますし、私のような他府県の出身者も住みたくなる魅力的な街です。新たな拠点を作るのであれば、本当に仙台がお勧めですね。
(2020年1月17日取材)
SBI損害保険株式会社
本社の所在地:東京都港区六本木1丁目6番1号 泉ガーデンタワー
仙台の所在地:仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル
拠点開設年:2018年
仙台拠点の主な業務内容:自動車事故発生後、電話でのやり取りを通して事故状況、損害状況を確認、示談交渉から保険金支払まで一連の業務
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