ホーム > くらしの情報 > 健康と福祉 > 健康・医療 > こころの健康相談 > 精神保健福祉ガイド はあとぺーじ > 1「相談」に関する疑問~精神保健福祉ガイド はあとぺーじ(1-21~1-25)
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更新日:2016年9月20日
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本人が発症したあとの経過は、同居する身近な人の対応によって大きな影響を受けます。もちろん適切な接し方は人によって異なり、同じ人でも時期によって異なることでしょう。しかし、過剰に批判的な態度や過干渉な態度など、明らかに望ましくない接し方もあります。
主治医に相談することもできますし、病院や各区保健福祉センターなどで開催される家族教室で基本的な学習をすることが可能です。
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直ちに入院を必要とする状態にも関わらず、精神障害のために本人が入院の必要性を理解できず、家族や主治医等が説得の努力を尽くしても本人が病院に行くことを同意しない場合に限り、本人に必要な医療を確保するため、都道府県知事及び政令指定都市の市長が、公的な責任において適切な医療機関まで移送するものです。
仙台市では、地域の精神保健福祉についての業務を担当している各区役所障害高齢課・総合支所保健福祉課が窓口になります。家族からの相談を受けて、区の精神保健福祉相談員や保健師が本人にお会いしたり、主治医や家族の話をうかがいながら本人の状態などを調査し、移送が必要かどうか、どのように対応したらいいかについて検討します。
移送が必要と判断される場合は、家族等の同意に基づいて精神保健指定医が診察をします。診察の結果、入院治療が必要と判断された場合は、区の職員が本人、家族と一緒に病院に向かいます。入院の形態は、家族等の同意に基づく医療保護入院です。
移送が必要でないと判断された場合にも、家族や本人の相談にのりながら、必要な支援を継続していきます。
本人への接し方以外にも、病気や障害の基本的なこと、薬を含めた治療、本人や家族が利用できる社会資源・制度などについて学習することができます。初めは何もわからなくて不安な状態であっても、家族が病気についての正しい知識を得ることは、家族自身のストレスを減らすだけでなく、本人の治療と回復にも役立ちます。
主治医から個別に話を聞く方法もありますが、他の同様な悩みを抱えた家族同士で効果的に学習を進めていく「家族教室」が病院や各区保健福祉センター単位で開催されています。
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精神科に通院や入院をしている場合は、主治医以外にも、病院のソーシャルワーカーがいろいろな相談にのってくれます。
まだ受診していない段階での相談や、受診していても社会資源や制度の利用についての詳しい相談などは、各区保健福祉センター障害高齢課・総合支所保健福祉課の相談窓口を利用することができます。電話で相談できるところもあります。
病気や制度の知識を身につけるだけでなく、同じような立場の他のご家族と話し合い、アドバイスしあうことによって得られるものも少なくありません。本人に具体的にどう対応するか参加者どうしで検討しあう形式の会もありますが、参加して他の家族の経験談を聞くだけでも心のゆとりを取り戻すことができるものです。家族教室のなかでも他の家族の話を聞く機会はありますし、参加できる家族会(家族の集まり)があるかどうか、病院や各区保健福祉センターなどに相談してみましょう。
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