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更新日:2016年9月20日
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小松島公園には、噴水の水音も涼しげな大きな沼があり、園内散策する人たちの足取りも心なしかゆったりとする緑豊かな公園です。
また、小松島公園から東北薬科大学へと歩みを向けると、明治の文豪高山樗牛(ちょぎゅう)が旧制二高で学んでいた時、かなわぬ恋を嘆き、台原の老松の下で瞑想に耽ったことから名付けられたと言われる「瞑想の松」があります。瞑想の松の傍らには、仙台の偉大な詩人・土井晩翠が樗牛を思って詠んだ「樗牛瞑想の松」の碑もあります。
この瞑想の松は、樹齢600年以上のクロマツで、市の保存樹木にも指定されています。展望台も整備されており、この地を訪れると、多感な青春時代を過ごした文人の苦悩や文学への情熱などが時を超えて伝わってきます。
仙台駅17番旭ケ丘駅行、台原駅行「東北薬科大・東北高校前」下車
瞑想の松の展望台からは、開府400年という歴史ある仙台の街並みが一望できます。小松島公園へ抜ける散策路を歩けば、穏やかな風情を感じながらの散策も楽しめます。
この情報は、「市民選定員」の方々のご協力により行われた事業の一環としてまとめられたものです。
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