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更新日:2020年2月7日
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樹齢1200年以上とも言われている苦竹のイチョウは、天平時代に聖武天皇の乳母の遺言で植えられたという伝説がある巨木です。
大正15年には、国の天然記念物に指定され、町名がこの木にちなんで「苦竹」から「銀杏町」と変えられたほど、地域の人たちに親しまれています。
また、このイチョウは、根の一種である気根が乳房のように多数垂れ下がっている姿から「乳イチョウ」と呼ばれています。この「謂れ」から、今も多くの人たちが姥神を訪れ、「子どもの健やかな成長を願い、母乳がよく出るように」と祈願する姿がよく見かけられます。
乳イチョウは、秋、黄金色の葉が青空に映える頃が最も美しく、あでやかな姿をあらわします。
JR仙石線「宮城野原駅」下車
仙台駅50番小鶴新田駅行、「育英学園前」下車
苦竹のイチョウは、仙台藩より野守役を命ぜられた永野家の屋敷内にあります。聖武天皇の乳母の遺言で植えられたとの伝説もあり、隣りの八幡神社のケヤキとともに地域のシンボルとして人々に親しまれています。
この情報は、「市民選定員」の方々のご協力により行われた事業の一環としてまとめられたものです。
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